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Home > 事例・インタビュー> 属人化を解消!チェリオコーポレーション、MOVO BerthとMOVO Vistaの連携導入で年間約1,200時間…
事例・インタビュー 2026年3月22日

属人化を解消!チェリオコーポレーション、MOVO BerthとMOVO Vistaの連携導入で年間約1,200時間…

チェリオコーポレーション、MOVO BerthとMOVO Vistaの連携導入で年間約1,200時間を創出し、導入初年度ROI160%超を実現。配車と入出荷を一気通貫で改革。

物流倉庫の現場で日々奮闘する管理者や実務担当者の皆様。
日々の業務でトラックの待機時間や電話での配車調整に悩んでいませんか。

特に配車担当者の負担は大きく、熟練のスキルに依存しがちです。
情報が分断されていると、急な変更への対応が後手に回ります。
その結果、倉庫側ではトラックの到着が読めず、作業の待機が発生します。

本記事では、大きな成果を上げた最新の事例を紐解きます。
配車業務と入出荷業務をどのようにつなぎ、効率化するのか。
具体的な導入プロセスや期待される効果を詳しく解説します。

配車と入出荷の分断が引き起こす現場の非効率

物流現場における最大の課題は、情報共有の遅れと分断です。
多くの企業では、配車手配と倉庫側のバース予約が独立して動いています。

国土交通省の調査によると、トラックドライバーの荷待ち時間は深刻です。
平均して1運行あたり1時間以上の待機が発生していると報告されています。
この待機時間の主な原因は、事前の到着情報の欠如です。

電話とFAXに依存したアナログな配車調整

配車担当者は日々、複数の運送会社と電話やFAXでやり取りを行っています。
「どの車両が何時に到着するのか」という情報が属人化しています。
担当者が不在になると、現場の状況が誰にも分からなくなります。

また、運送会社からの返答を待つ時間も大きなロスです。
情報の抜け漏れや伝達ミスが、現場の混乱を招く原因となります。

倉庫現場での作業計画の遅れと残業の発生

配車情報がリアルタイムで倉庫側に共有されない問題があります。
トラックが突然到着し、急いで荷揃えを始めるケースも少なくありません。
作業員の手待ち時間が発生する一方で、ピーク時には対応が追いつきません。

結果として、計画的な人員配置ができず、残業時間が常態化します。
2024年問題への対応が急務となる中、この現状は放置できません。

参考記事: 属人化配車を80%削減!運送DXで実現する配送最適化【実践ガイド】

システム連携による全体最適化のアプローチ

現場の課題を根本から解決するためには、業務の一気通貫が必要です。
ここで注目すべき画期的な成功事例をご紹介します。

それが「チェリオコーポレーション、MOVO BerthとMOVO Vistaの連携導入で年間約1,200時間を創出し、導入初年度ROI160%超を実現。配車と入出荷を一気通貫で改革。」という取り組みです。
この事例は、単なるツールの導入にとどまらない深い示唆を与えてくれます。

MOVO BerthとMOVO Vistaの連携による相乗効果

株式会社Hacobuが提供する「MOVO Berth」はトラック予約受付システムです。
一方、「MOVO Vista」は配車管理をデジタル化するシステムです。
これらを連携させることで、配車からバース予約までが自動化されます。

配車が確定した瞬間に、その情報がバース予約に紐づきます。
二重入力の手間がなくなり、情報のタイムラグが完全に解消されます。

飲料業界特有の厳しい物流要件への対応

チェリオコーポレーションのような飲料メーカーは特有の課題を抱えています。
季節ごとの物量波動が大きく、夏場は特にトラックの手配が困難です。
また、重量物であるため、積載率の計算や車両の確保が複雑です。

システム連携により、最適な車両手配と倉庫の受け入れ準備が同期します。
これにより、繁忙期でも混乱なくスムーズな出荷体制が構築できます。

参考記事: 待機時間ゼロへ!導入初年度ROI160%超を実現。配車と入出荷を一気通貫で改革。 | 株式会社Hacobuの活用手順

MOVOシリーズ連携導入に向けた4つの実践プロセス

このような大規模な改革を成功させるには、正しい手順を踏む必要があります。
現場に混乱を与えず、確実にシステムを定着させる実践プロセスを解説します。
以下の表に、導入から運用定着までのステップをまとめました。

ステップ 実施項目 具体的なアクション 達成基準
1. 現状把握 業務フローの可視化 配車から入出荷までの手順を図解 無駄な作業と滞留時間の特定
2. 基盤構築 MOVO Vistaの導入 運送会社への手配業務をシステム化 電話・FAXによる配車の廃止
3. 連携設定 MOVO Berthの展開 配車情報とバース予約の自動連携 二重入力の廃止と待機時間削減
4. 定着・改善 データに基づく運用 取得したデータを元に作業計画を見直し 継続的なROIの向上と現場定着

業務フローの徹底的な洗い出しと可視化

最初のステップは、現在の業務フローを正確に把握することです。
誰が、いつ、どのような手段で連絡を取っているかを確認します。
属人化している「暗黙のルール」を明文化することが重要です。

現場の作業員だけでなく、運送会社のドライバーにもヒアリングを行います。
ボトルネックがどこにあるのかを客観的なデータで示します。

配車業務のデジタル化と運送会社の巻き込み

次に、MOVO Vistaを用いて配車業務をデジタルに移行します。
ここで重要なのは、協力会社である運送会社の理解を得ることです。
システム化が双方にとってメリットがあることを丁寧に説明します。

- FAX送信の手間が省ける
- 依頼内容が明確になり言った言わないのトラブルが減る
- 配車確定のスピードが上がる

このように、相手側の負担軽減もアピールしながら導入を進めます。

バース予約システムとのシームレスな統合

配車業務が安定してきたら、MOVO Berthとの連携を開始します。
Vistaで手配した車両情報が、自動的にBerthの予約枠に反映されます。
倉庫側は、到着する車両の正確なスケジュールを事前に把握できます。

事前の荷揃えが可能になり、トラックが到着次第すぐに積込を開始できます。
この一気通貫の連携こそが、劇的な時間創出の鍵となります。

参考記事: 物流DXの進め方とは?失敗しない5つの手順とメリットを徹底解説

導入初年度ROI160%超を達成した定量・定性効果

チェリオコーポレーションの事例が示す通り、効果は絶大です。
システム連携の導入前後で、現場がどのように変化したかを比較します。
定量的な数値と定性的な変化の両面から効果を確認してください。

評価項目 導入前(Before) 導入後(After)
業務工数 年間膨大な電話とFAXのやり取り 年間約1,200時間の工数創出
費用対効果 見えない人件費と待機コストが発生 導入初年度でROI160%超を実現
情報連携 倉庫と配車の情報が分断 配車と入出荷の完全な一気通貫
心理的負担 急な変更対応による多大なストレス 計画的作業によるストレス大幅軽減

圧倒的な業務時間の創出とコスト削減効果

定量的な効果として、年間約1,200時間の業務時間が創出されました。
これは、配車担当者1名が1年間に費やす作業時間の大半に匹敵します。
電話の取次ぎやFAXの確認といった非付加価値作業が消滅した結果です。

さらに、導入初年度でROI(投資利益率)160%超を実現しています。
システムの利用料を大きく上回るコスト削減効果が証明されました。

属人化の排除とホワイト物流の実現

定性的な効果も見逃せません。
ベテラン担当者の頭の中にしかなかった情報が可視化されました。
これにより、誰でも配車状況を確認し、適切な対応が取れるようになります。

また、トラックドライバーの待機時間が削減されたことも大きな成果です。
過酷な労働環境が改善され、コンプライアンス遵守に貢献しています。
まさに、国が推進する「ホワイト物流」を体現する取り組みと言えます。

現場主導で進める物流改革成功の秘訣

「チェリオコーポレーション、MOVO BerthとMOVO Vistaの連携導入で年間約1,200時間を創出し、導入初年度ROI160%超を実現。配車と入出荷を一気通貫で改革。」という事例を解説しました。
この成功の裏には、部分最適ではなく全体最適を目指す視点があります。

配車部門と倉庫部門が壁を越えて協力したことが最大の要因です。
システムはあくまでツールであり、使うのは現場の人間です。
関係者全員で課題を共有し、新しい運用ルールを粘り強く定着させましょう。

まずは自社の現状を可視化し、無駄な作業を洗い出すことから始めてください。
小さな改善の積み重ねが、やがて大きな利益を生み出す改革へと繋がります。

参考記事: 【図解】ロジスティクスDXとは?サプライチェーンを最適化する5つの手順と効果を徹底解説

監修者プロフィール
近本 彰

近本 彰

大手コンサルティングファームにてSCM(サプライチェーン・マネジメント)改善に従事。 その後、物流系スタートアップの経営メンバーとして事業運営に携わり、業界の課題解決を目指してLogiShiftを立ち上げ。 現在は物流DXメディア「LogiShift」を運営し、現場のリアルとテクノロジーを融合させた視点から情報発信を行っている。

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