IT点呼キーパーとは?あらゆる点呼形態に対応するIT点呼システムの機能・メリット・活用法を解説

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対面、電話、IT、スマホ、自動点呼などあらゆる点呼業務に対応する総合クラウド点呼システム。点呼記録の自動保存や多様なアルコール検知器との連動により、運行管理者の負担軽減と虚偽報告の防止を実現します。

料金モデル
SaaS(月額)
対象規模
規模問わず
対象業界
物流・倉庫業 製造業 建設・資材 食品・飲料

ロジシフト編集部による最新動向サマリ

  • 国土交通省から「業務前自動点呼機器」としての正式認定を取得し、2026年4月中旬より業務前後両方の点呼を無人で完結させる完全自動化運用が可能になりました。
  • 2026年6月に開催された北海道トラック協会主催のDX展示会に出展し、地方運送事業者の運行管理コストを削減する主要ソリューションとして実機デモが公開されました。
  • 2026年6月の告示改正による規制緩和を受け、他営業所の管理者が行う対面確認を「遠隔点呼」とみなすための拠点間リアルタイムデータ同期インフラとして活用されています。
  • 東大阪経済新聞などのメディアにおいて、深刻な運行管理者不足を解消し、ドライバーの点呼待ち時間をゼロにする物流DXの切り札として紹介されました。

(ロジシフト掲載4記事をもとに自動生成・2026年7月9日更新)

IT点呼キーパーとは?

テレニシ株式会社が提供する「IT点呼キーパー」は、運送業や旅客自動車運送事業者などの運行管理者が抱える「深夜・早朝点呼への立ち合い負担」や「多拠点展開に伴う人員不足」といった課題を解決するための総合クラウド点呼システムです。対面点呼、電話点呼、IT点呼、スマホ点呼(遠隔地IT点呼)、遠隔点呼、さらには自動点呼にいたるまで、法規制や運行体制に合わせた多様な点呼スタイルを一つのシステムで一元管理できます。アルコール検知結果や点呼記録をクラウドへ自動保存し、手書き点呼簿の作成やExcelへの転記作業を削減することで、安全運行と業務の効率化を同時に実現します。

主な機能・特徴

  • 多様な点呼方式へのマルチ対応
    対面点呼や電話点呼といった基本的な点呼から、離れた拠点や車庫間をインターネットで結ぶ「IT点呼」、スマートフォンアプリを用いた「スマホ点呼」、国土交通省が定める機器・システム要件をクリアした「遠隔点呼」にまで幅広く対応しています。これにより、自社のGマーク(安全性優良事業所)の取得状況や拠点数、運行実態に合わせて点呼の運用を最適に構築できます。
  • 点呼簿の自動作成と一元的なクラウド管理
    ドライバーがアルコール測定を完了すると、その結果が即座に点呼データとしてクラウドへ送信され、自動的に記録簿が作成・保存されます。インターネット環境があれば時間や場所を選ばずいつでもデータを確認・出力できるため、紙の点呼簿の管理が不要となり、監査の際にもデータをスムーズに提示できます。
  • なりすましを防止する「顔写真付き生体認証」と「IC免許証リーダー」
    点呼開始時にIC免許証リーダーに運転免許証をかざして個人認証を行い、免許証の携帯有無や有効期限を自動的にチェックします。さらに、測定時のドライバーの表情や顔写真をWebカメラやスマホのインカメラで撮影・記録するため、他者によるなりすましや測定の改ざん、虚偽報告を防止します。
  • 「業務前自動点呼」および「業務後自動点呼」による完全立ち合い不要化
    国土交通省の機器・システム認定を取得した自動点呼機能に対応しています。2026年4月には「業務前自動点呼」機能の提供が開始され、ドライバーは測定や点呼画面の案内に従って自身で完結させることが可能です。アルコール未検知かつバイタル情報(体温・血圧等)に異常がない場合は運行管理者の立ち合いが不要となるため、深夜や早朝の管理者の業務負担を劇的に軽減します。
  • 他社製アルコール検知器やバイタル機器との柔軟な連携
    特定のアルコール検知器に依存せず、中央自動車工業や東洋マーク製作所、フィガロ技研、サンコーテクノといった主要メーカーの複数機種とBluetoothまたは有線で接続できます。また、対応する血圧計や体温計を接続して血圧・体温データを連動させることで、ドライバーの毎日の健康管理もあわせてデジタル化が可能です。
  • 想定年齢70歳を目指した極めてシンプルな操作設計
    操作画面は文字やボタンが大きく視覚的にわかりやすいデザインになっており、マニュアルがなくても画面の指示に従うだけで直感的に操作できます。ITシステムやスマートフォンの操作が苦手なドライバーや、高齢の運行管理者であっても導入直後からスムーズに使いこなせる親切な設計が強みです。

こんな企業・現場に向いている/向いていない

向いている企業・現場

  • 多拠点を展開し、運行管理者が不足している企業
    車庫や営業所が複数あり、それぞれに運行管理者を配置することが人的に難しい場合に適しています。運行管理者が常駐する本拠地から、遠方の車庫や異なる拠点のドライバーに対してIT点呼・遠隔点呼を行うことで、少数の運行管理者で全拠点をカバーし、夜間・早朝シフトの手配コストを圧縮できます。
  • 点呼結果の手書き作業やExcelへの転記に時間を費やしている現場
    日々ドライバーから受け取る紙の測定記録をExcelに手入力したり、手書きの点呼簿を手間をかけて保管している企業に最適です。クラウドへすべて自動保存・反映されるため、手作業の事務工数をゼロに近づけられます。
  • 運行管理者やドライバーに高齢者が多く、難解なシステムを敬遠したい現場
    想定設計年齢が70歳とされているため、「パソコンやタブレットを操作できるか不安」「難しい設定を教える余裕がない」とデジタル化をためらっている企業でも、導入後の混乱を招くことなく定着させることが可能です。

向いない企業・現場

  • 初期投資を極限まで抑えたい、白ナンバーのみの小規模企業
    IT点呼キーパーは初期費用が100,000円(税抜)、月額費用が拠点ごとに10,000円(税抜)発生するため、少数の白ナンバー車両を保有するだけの企業にとってはオーバースペックとなる場合があります。既存の検知器のみを利用し、より安価なアプリや無料レベルのクラウドサービスで手軽に管理したい場合は、他の簡易ツールのほうが適しています。
  • ネットワーク環境が非常に不安定な山間部や地下車庫などで運用する現場
    リアルタイムでビデオ通話を行うIT点呼や遠隔点呼、自動点呼データ送信の際には、上り下りともに一定(推奨10Mbps以上)の安定した通信環境が必要です。通信回線が不安定な場所では映像が途切れる、データがアップロードできないなどの問題が生じるため、通信インフラを整備できない場合はクラウド型の導入自体がミスマッチになり得ます。
  • 強固な「IPアドレス制限」や「多要素認証」をシステム要件とする企業
    外部からのアクセス経路を固定するIPアドレス制限や、セキュリティ性を高める2段階認証といった仕組みが現状デフォルトで提供されていないとの指摘があります。全社レベルで極めて高いITセキュリティポリシーを満たす必要がある大手企業やITインフラが極めて厳格な現場では、セキュリティ要件に合致しない可能性があります。

料金・プラン・導入方法

IT点呼キーパーの料金体系は、1つの基本プランを軸に、運用目的に応じたオプションを組み合わせる形式となっています。公式情報より確認できている料金は以下の通りです。

プラン/オプション名 初期費用(税抜) 月額利用料(税抜) 備考・アカウント枠
基本プラン(1年契約) 100,000円 10,000円/拠点 1拠点あたり3アカウントまで利用可能。対面、電話、IT、遠隔点呼に対応。
スマホ点呼アプリ 不要 3,000円/5台ごと 5台単位で追加可能。遠隔地でのスマートフォンによる点呼に必要。
業務後自動点呼 不要 1,000円/拠点 立ち合い不要の業務後自動点呼機能のみ。
業務前・業務後セット 不要 6,000円/拠点 業務前・後自動点呼、血圧計連携、体温計・体表温計連携オプションがセット。
血圧計連携(単体) 不要 2,000円/拠点 対応血圧計とデータ連動する場合に追加。
体温計・体表温計連携(単体) 不要 2,000円/拠点 対応体温計とデータ連動する場合に追加。
追加アカウント利用料 不要 5,000円/アカウント 1拠点につき4アカウント以上で使用する場合に適用。
  • ※最低契約期間は12ヶ月(以降1年ごとの自動更新)です。
  • ※アルコール検知器、ICカードリーダー、Webカメラ、パソコン、スマートフォンなどのハードウェア機器本体は、別途実費または各代理店経由での購入が必要です。
  • ※支払い方法は、毎月の月額払いのほか「12ヶ月一括払い」も選択可能です。

導入の流れ・期間

IT点呼キーパーの導入は、概ね以下のようなプロセスで進められます。

  1. お問い合わせ・資料請求
    公式サイトの専用Webフォームまたはフリーダイヤルから問い合わせを行います。即日〜翌営業日までに担当者から連絡が入ります。
  2. デモによる製品説明・検討
    担当者がデモ用の機器・画面を使用して操作説明や相談への回答を行います。また、21日間の無料体験トライアルも提供されているため、あらかじめ自社の運用に適しているか現場で使い勝手をテスト可能です。
  3. お申し込み・ご契約
    導入するプランやオプション(スマホ点呼、自動点呼など)を決定し、申込書に必要情報を記載して提出します。
  4. 専用アカウント発行と初期設定・機材準備
    お客様専用のクラウドシステム環境(アカウント)が発行されます。自社メーカーだからこそ対応できる丁寧なサポート体制が整っており、パソコンの初期設定や操作方法などを、遠隔で画面を共有しながらサポートする「リモートサポート」を無料で利用できます。
  5. 本番稼働開始
    ドライバーへの説明や検知器の設定を終え次第、運用を開始します。

※IT点呼キーパーを適用したシステム設定や、対応機器が届くまでの具体的な納期・導入期間は要問い合わせとなります。なお、Gマーク申請や遠隔点呼を実施するために各運輸支局へ報告・認可の届出を行う場合は、そのための準備期間や申請に要する時間(数週間から数か月程度)を別途見積もっておく必要があります。

連携できるシステム・機器

IT点呼キーパーは、アルコール検知結果や生体情報を正確に取得するために、多くの機器・システムとの連携実績を有しています。

対応アルコール検知器

測定結果をシステムへ自動データ送信できる連携対象機器は、以下の通り4社が提供する各指定モデルとなります。

  • 中央自動車工業株式会社:ソシアック・ネオ(SC-502)、ネオブルー(NEB-601)
  • 株式会社東洋マーク製作所:AC-011IT、AC-015IT、AC-015BT、AC-018、AC-015iv(デジタコ連動)
  • フィガロ技研株式会社:FuGo-Pro(FALC-11 / FALC-11T)、FuGO-smart Bt(FALC-31)
  • サンコーテクノ株式会社:ST-3000

測定機器・生体バイタル機器

乗務前・業務前自動点呼などで重要となるドライバーのバイタル管理において、以下の機器と連動させることが可能です。

  • オムロン ヘルスケア株式会社製:自動血圧計「健太郎」シリーズ(HBP-9030、HBP-9031C、HBP-9035、HBP-9036Cなど)
  • 株式会社エー・アンド・デイ製:自動血圧計「診之助Slim」(TM-2657P)
  • (別途、対応する各種Bluetooth体温計・体表温計との連携もオプションで提供されています。)

他システムとの連携

  • TUMIXコンプラ(運行管理・勤怠管理システム):IT点呼キーパーで記録した「点呼完了時刻」を出勤・退勤時刻データとして「TUMIXコンプラ」に自動連携させることが可能です。これにより、運行管理と勤怠管理のデータを二重入力することなく一気通貫で管理できるようになります。
  • OCTLINK(デジタルタコグラフ):矢崎エナジーシステムが展開するデジタコ「OCTLINK」とのデータ連携にも対応しています。
  • ※WMS(倉庫管理システム)や特定のTMS(配車計画システム)とのAPIを介した自動データ連携については、公式に開示されている連携情報が確認できていません。特別な連携要件をお持ちの場合は、事前に問い合わせのうえご確認ください。

導入事例・実績

IT点呼キーパーは、累計導入実績3,000社、導入拠点数8,500拠点以上(2025年6月末時点)を突破しており、運送・旅客・航空・バスなど数多くの現場に導入されています。

  • 株式会社マルセイカンパニー(運送業)
    【導入前の課題】 ドライバーがアルコールチェックを終えた際に出力される紙の感熱紙から、毎日手作業でExcelへ数値を転記していました。この転記作業だけに管理者が毎日1時間を要しており、本来注力すべき運行安全指導などのコア業務に十分な時間を割けないでいました。
    【導入後の効果】 「IT点呼キーパー」の導入によって、点呼・測定結果がリアルタイムで自動的にクラウドに反映されるようになり、毎日1時間のExcel転記作業が完全不要となりました。さらに、取得したデータを直接給与計算システムにインポートできるようになり、給与計算にかかる管理工数自体も劇的に削減することに成功しています。
  • 浪速運送株式会社(アパレル・運送業)
    【導入前の課題】 全国の各拠点に分散して配置している運行管理者の負荷が高く、夜間や早朝に発生する点呼業務によって時短勤務や適正な労務配置が困難になっていました。
    【導入後の効果】 各拠点での点呼をクラウド化し、運行管理者が一元的に点呼をカバーできる体制にシフトした結果、点呼業務の大幅な時間短縮を達成。運行管理にかかっていた全体の作業負荷が整理され、試算として「概算170万円/月」にのぼる明確なコストメリットが創出されました。
  • SBSネクサード株式会社(物流・運送業)
    【導入前の課題】 営業所や倉庫などが分散しており、複数の拠点で深夜・早朝の点呼が同時に発生していたため、運行管理者の時間外労働(オーバータイム)が常態化していました。
    【導入後の効果】 IT点呼を活用し、運行管理業務をコア拠点に集約。各拠点に運行管理者を無駄に常駐させる必要がなくなり、管理者の時間外労働が大幅に削減されると同時に、点呼に関わる外部原価の効率化・圧縮を実現しました。
  • 株式会社タカロジ(運送業)
    【導入前の課題】 拠点ごとに点呼のやり方に若干のムラがあり、確認項目のチェック漏れや安全基準の平準化が課題となっていました。
    【導入後の効果】 全拠点を結ぶ「1極集中型」の遠隔点呼体制を独自に構築。IT点呼キーパーを用いたリモート点呼運用により、点呼実施率100%の維持とともに、会社が求める安全品質の均一化を高いレベルで達成しました。

導入前に知っておきたいこと

システムを公平に評価し、導入後の「こんなはずではなかった」というミスマッチを防ぐため、第三者のレビューサイト等で指摘されている懸念点や注意点を事前に確認しておきましょう。

  • セキュリティ要件における指摘:
    ITreviewなどに寄せられた一部のシステム管理者による評価では、セキュリティ機能に課題があると指摘されています。具体的には「IPアドレス制限機能」や「2段階認証(多要素認証)」が標準で搭載されていないため、ログインに必要なURL・ID・パスワード情報が漏洩した場合に外部から不正にアクセスされるリスクへの懸念が報告されています。導入を検討する際は、自社のセキュリティレベル基準に適合するか事前に確認する必要があります。
  • システム障害・冗長化への懸念:
    クラウドシステムでありながら、過去にシステムが停止するトラブルが「年に数回発生した」という口コミが散見されます。また、システム障害が発生した際のベンダー側の一次連絡や、代理店・利用者への周知スピードについて「サポート窓口の初動対応に遅れがあった」という不満も上がっています。万が一システム障害が起きても業務が止まらないよう、「手書き用の予備点呼簿」を常に手元に印刷して備えておくなど、オフライン時の業務継続運用ルールを自社内で定めておく必要があります。
  • 通信環境への大きな依存性:
    テレビ電話のように相手の表情や顔を確認しながら点呼を行うため、拠点内のインターネット回線やスマホの電波状況が不安定であると、途中で通信が切れる、画像がカクついて確認ができないといった状態に陥りやすくなります。そのため、地下の車庫や山間部など、通信品質に不安がある場所での利用を想定している場合は、オフラインでの測定&自動保存機能(電波回復時にデータをクラウドへ同期)などを併用し、事前にシミュレーションを重ねておく必要があります。

類似ツールとの比較

IT点呼キーパーと、LogiShift内にも紹介記事のある「e点呼PRO」「アルキラーNEX」「スリーゼロ」の4システムを比較します。

ツール名 特徴・強み 料金(税抜) 向いている企業・現場
IT点呼キーパー 対面、電話、IT、スマホ、遠隔、自動点呼すべてにマルチ対応。70歳でも使える非常にシンプルな操作画面が特長。 初期費用:100,000円
月額費用:10,000円/拠点〜
点呼方式を幅広くカバーしたい緑ナンバー事業者。操作に不慣れな高齢管理者が多い現場。
e点呼PRO 東海電子製の高度な遠隔点呼・対面点呼対応。顔認証付きカメラと連動、点呼中の動画録画保存(プラン有)に強み。 要問い合わせ(ライセンス・システム利用料等で構成、仕様により変動) 点呼時の表情や状況を厳格な動画データ(証拠)として長期間保存し、ガバナンスを極めたい運送会社。
アルキラーNEX スマートフォン単体とアプリを使ったアルコール検知管理に特化。GPS位置情報や顔認証で不正防止。 要問い合わせ(参考:運転手等アカウント型・要相談) 直行直帰や長距離ドライバーがメイン。車載や拠点パソコンを使わず、個々のスマートフォンを軸に安全管理を行いたい現場。
スリーゼロ SHARP製。130機種以上の多種多様な市販のアルコール検知器に対応。車両予約管理や運転日誌との連動が可能。 初期費用:15,000円/契約
月額費用:300円〜/ドライバー1名
すでに手元にある既存の多様な検知器を使い、ランニングコストを抑えて安全管理を行いたい白ナンバー事業者。

どちらを選ぶべきかの判断基準

「IT点呼キーパー」を選ぶべき企業
自社の車両が緑ナンバー(営業用車両)であり、Gマーク要件に沿ったIT点呼から、国土交通省の認可が必要な「遠隔点呼」、そして立ち合い不要な「自動点呼(業務前・業務後)」まで、運行管理のすべてを1つのサービスに集約したいと考えているならIT点呼キーパーが有力な候補になります。また、パソコンやスマホの操作に不慣れな高齢の運行管理者やドライバーが多数在籍しており、何よりも「直感的かつ大きなボタンで操作が完了する優しさ」を最も重視する場合にも合致しています。

別システム(他3製品)を検討した方がよいケース
すでに社内に130台以上の他社製ハンディ検知器があり、検知器を一切買い替えることなく白ナンバー義務化への対応をローコストで行いたい、あるいは「運転日誌」や「車両予約」とシステムをシームレスに紐づけたい企業は、シャープが展開する「スリーゼロ」を導入するほうが、月額300円〜/人と低コストで大きな費用対効果を得られます。また、ドライバーのほぼ全員がスマートフォンをすでに支給されており、直行直帰を主体にスマートフォンのみでなりすまし防止や位置情報付きのチェックを行いたい場合は、モバイル特化型の「アルキラーNEX」が適しています。一方で、大手運送事業者で、点呼時におけるドライバーの様子(動画データ)を最大5年にわたり一貫してクラウド保管し、監査へのコンプライアンス証拠能力を徹底的に強化したい場合は、東海電子の「e点呼PRO」を候補に入れるとよいでしょう。

よくある質問(FAQ)

スマートフォンアプリは用意されていますか?対応環境を教えてください。
はい、スマートフォン(iOS / Android)向けに専用アプリ「IT点呼キーパーv3 スマホ版」等がリリースされています。アプリを利用することで、遠隔地のドライバーとのビデオ通話や顔認証によるなりすましチェック、内蔵GPSを用いた現在位置情報の自動取得が可能になります。管理者用のPC環境では、Windows 10(64bit)以上および推奨ブラウザ(Google ChromeまたはMicrosoft Edge)が必要となります。
契約期間や途中での解約条件はどのようになっていますか?
IT点呼キーパーの基本プランの契約は「1年契約(12ヶ月契約)」が基本単位となっており、最低契約期間は12ヶ月となります。この期間を超えた後は自動更新となります。また、途中解約に伴う解約違約金などの詳細条件は、事前に見積もりを取る際や契約手続きの際に担当代理店まで確認する必要があります。
無料の体験デモや評価用の貸出枠はありますか?
はい、用意されています。テレニシ株式会社では「21日間の無料体験」を設けており、実際に自社の営業所のパソコンやお手持ちのネットワーク環境で正しく機能するかを事前検証可能です。製品カタログの請求のほか、実際のシステム画面を使用した担当者からの無料デモ・説明会を随時受けることができます。
IT点呼を導入するためには「Gマーク」が必ず必要でしょうか?
IT点呼(営業所と車庫間や、異なる営業所同士を接続して行う点呼)を実施する場合は、原則として全日本トラック協会による「安全性優良事業所(Gマーク)」の認定を受けている営業所である必要があります。ただし、システム・機器や施設環境が一定の基準を満たした上で行う「遠隔点呼」に関しては、Gマークを取得していない事業者であっても地方運輸局への申請・受理を条件として利用可能になっています。
アルコール検知器は自社で使用しているものをそのまま利用できますか?
IT点呼キーパーが連携可能なアルコール検知器は、システムと自動通信(Bluetooth、有線等)を行う仕様上、特定の指定モデルに限られます。中央自動車工業「ソシアック・ネオ」「ネオブルー」、東洋マーク製作所、フィガロ技研、サンコーテクノ等の指定機種であれば測定結果をそのまま取り込めます。これら指定外の機器を使用される場合は測定データの自動保存機能が利用できない、または結果を画面上に手入力することになる可能性があるため、事前に対応機種に該当しているか公式サイトでご確認ください。
夜間や早朝に「管理者を完全に無人化」して点呼を行うことは可能ですか?
はい、可能です。IT点呼キーパーは国土交通省が定める自動点呼の要件を満たした「自動点呼(業務前・業務後)」の認定機器となっております。オプション機能(業務前・後セット等)を追加し、営業所内に顔認証システムや連携対応する血圧計・体温計、指定アルコール検知器を整備すれば、一定の条件下で運行管理者の対面での立ち合いを不要にし、ドライバーによる端末操作のみで点呼を安全に完結させられます。

参照・出典

他のIT点呼・アルコールチェックシステムと比較する

IT点呼キーパーの特徴を含むIT点呼・安全管理の11製品を、料金・機能・対象規模で比較できます。

IT点呼・アルコールチェックシステム比較11選