フルノシステムズ finpadシリーズとは?
「finpad(フィンパッド)シリーズ」は、無線LANのリーディングカンパニーである株式会社フルノシステムズが自社で開発・製造を手掛ける、純国産の業務用無線ハンディターミナルです。電波干渉や障害物の多い倉庫や工場といったタフな現場環境においても、安定したデータ通信を維持できるよう、独自のノウハウと先進のワイヤレス技術を注ぎ込んで設計されています。物流現場で多発する誤ピッキングの防止、入出荷検品のスピードアップ、リアルタイムでの進捗・在庫の可視化といった業務改善をトータルで支える、信頼性の高いデバイスとして中堅〜大手企業を中心に広く導入されています。
主な機能・特徴
- 混信に強いデュアルバンド通信性能
電波干渉を受けやすい2.4GHz帯に加え、電波干渉が少なく安定した5GHz帯の両帯域に対応しています。通信の信頼性を最優先する物流現場でも、データの遅延や遮断を極力防ぎ、リアルタイムな通信を維持できます。 - マイナス20度対応のタフな耐環境性能
マイナス20℃〜50℃という過酷な温度帯での動作に対応しています。冷凍倉庫(マイナス20℃)と、急な温度変化が生じる荷さばき室(0℃〜プラス10℃)の間を繰り返し行き来しても、結露による故障を防ぐタフな設計となっています。 - 高水準な防塵・防水「IP65」準拠と堅牢設計
粉塵の多いハードな工場や、雨天時の屋外荷降ろし作業にも適した「IP65」に準拠した防塵・防噴流仕様です。さらに、標準で2.0m(オプションの専用プロテクタ装着で2.5mまで拡張可能)の高さからの落下にも耐える高い堅牢性を備えています。 - 初のAndroid OS搭載機「finpad Ag1」の登場
従来の独自OSモデルに加え、2024年に発売された新製品「finpad Ag1」はシリーズ初のAndroid OSを採用しています。3.5型の静電容量式タッチパネルにより、現場スタッフがスマートフォンのような感覚で直感的に操作でき、グローブをしたままでも滑らかに入力可能です。 - 既存のシステム資産を守る「互換・マイグレーション機能」
これまでに構築した業務システムへの新機種追加時に、サーバーソフトやミドルウェアのバージョンアップを伴うことなく既存端末の環境を引き継ぐことが可能です。旧機種から最新機(finpad Ag1やfinpad 900fなど)へのスムーズなシステム移行を実現します。 - 周辺機器と連携するBluetooth搭載と高画質カメラ
Android対応機などでは高画質カメラを内蔵しており、破損荷物の記録や作業ステータスの動画・静止画撮影が可能です。さらにBluetooth連携により、モバイルプリンタや外部スキャナなどの周辺機器とスムーズに連携して作業フローを効率化します。
こんな企業・現場に向いている/向いていない
【向いている企業・現場】
- 冷凍・冷蔵倉庫を日常的に運用する食品・卸売企業
庫内の超低温下でも結露なく安定して動作し、温度変化に強いタフな端末を求めている現場に最適です。常温エリアと超低温エリアを頻繁に往来するフォークリフトやスタッフによる、シームレスな検品・ピッキング作業を強力に支援します。 - 既存のハンディ環境を段階的にリプレイスしたい中堅〜大手企業
互換性の高さが強みであるため、旧来の端末モデルと新製品を同一システム内に混在させて段階的に移行したい企業に、管理コストやシステム改修の手間を削減する観点から強く推奨されます。 - スタッフの教育コストを削減し、直感的な現場オペレーションを作りたい現場
スマートフォンの操作に馴染みのある若手やパートスタッフが多い場合、タッチパネル式かつAndroid OS搭載の「finpad Ag1」を導入することで、現場導入時の操作研修時間を劇的に圧縮