MOVO Berthとは?国内シェアNo.1バース予約・ヤード管理システムの特徴と導入メリット

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荷待ち時間の削減・バース予約の効率化に特化したクラウドSaaS。荷主・運送会社・倉庫が連携してバース枠を可視化・予約管理できる。国内シェアNo.1のバース予約システム。

料金モデル
要問い合わせ
対象規模
中堅〜大手向け
対象業界
製造業 物流・倉庫業 小売・卸売業

ロジシフト編集部による最新動向サマリ

  • チェリオコーポレーションがMOVO BerthとMOVO Vistaの連携導入で年間約1,200時間を創出し、導入初年度ROI160%超を実現した。
  • HacobuはMOVO Berthに頻繁に利用する予約内容の保存と呼び出しが可能な「予約テンプレート機能」を追加した。
  • トラックの到着時刻と作業バースの空き状況をデジタルで完全に管理するためにPFC長野でMOVO Berthのようなバース予約システムが導入され、トラックの荷待ち時間を「1時間以内」に抑えるという目標を達成しつつある。

(ロジシフト掲載10記事をもとに自動生成・2026年4月14日更新)

MOVO Berthとは?

「MOVO Berth(ムーボ・バース)」は、株式会社Hacobuが提供するバース予約・ヤード管理に特化したクラウドSaaSです。物流センターや工場へのトラックの入場予約・入退場受付をデジタル化することで、深刻な課題となっているドライバーの荷待ち時間・荷役時間の削減と、バース予約の効率化を実現します。対象となる主な業界は製造業、物流・倉庫業、小売・卸売業で、中堅から大手企業を中心に導入されています。トラック予約受付システムとして国内シェアNo.1の実績を持ち、物流の「2024年問題」解決に向けた重要なツールとして注目されています。

主な機能・特徴

  • オンライン入場予約・受付
    スマートフォンやPCから事前にバースの入場時間を予約できます。当日はタブレット等を用いてペーパーレスで入退場受付が完了します。
  • ドライバー呼出・誘導
    受付を済ませたトラックドライバーに対し、バースの準備が整い次第、SMSや専用アプリを通じて自動または手動で接車指示(呼び出し)を通知します。
  • 複雑なバース割当ルールの設定
    車格や荷姿、取引先といった条件に応じた自動割当機能があり、各物流現場の運用に合わせた柔軟なルール設計が可能です。
  • 実績データの蓄積とダッシュボード分析
    入退場時間、荷待ち時間、荷役時間などの実績データを自動で記録します。ダッシュボード機能により、複数拠点の実績を横断的に分析・可視化できます。
  • AIカメラ連携による自動化
    車番認証AIカメラ(i-PROやソニーセミコンダクタソリューションズのAITRIOSなど)と連携し、トラックの入退場や荷役作業の時間記録を自動で取得することが可能です。

こんな企業・現場に向いている/向いていない

【向いている企業・現場】

中堅から大手企業の製造業、物流・倉庫業、小売・卸売業に最適です。とくに「朝一番や昼過ぎにトラックが集中し、慢性的な長時間の待機が発生している現場」や「2024年問題に向けてドライバーの労働時間削減を急務としている企業」に向いています。また、複数拠点の予約状況や実績データを一元管理し、全社的なKPIとして待機時間削減を追及したい物流統括管理者(CLO)にも適しています。導入初期から専任のカスタマーサクセスによる運用設計や説明会の支援が受けられるため、確実な現場定着を目指す企業におすすめです。

【向いていない企業・現場】

1日のトラック発着台数がごくわずかで、現状でも荷待ち時間がまったく発生していない小規模な現場では、システム導入の費用対効果が得にくい可能性があります。また、ホワイトボード等のアナログ管理で業務が完全に最適化されており、デジタルツールの導入に対して現場から極端な抵抗が予想され、運用フローを一切変えたくないという環境にはミスマッチとなりやすいです。クラウド型のサブスクリプション(月額課金)モデルであるため、完全に買い切りのオンプレミスシステムを希望する企業は別の手段を検討したほうがよいでしょう。

料金・プラン・導入方法

MOVO Berthの料金プランは、利用する機能や環境に合わせて個別に見積もりが提示されるため「要問い合わせ」となっています。導入時には、初期設定サポートや専任担当者による導入支援サービスが含まれており、現場に合わせた運用設計から、取引先(運送事業者やドライバー)向けの説明会実施サポートまで手厚い伴走型支援が提供されます。

導入事例・実績

公開されている公式事例から、以下のような実績が確認されています。

  • 株式会社デンソー
    2018年に導入後、全国11拠点およびグループ会社へ展開。トラック到着管理板によるアナログ運用から脱却し、荷待ち時間の短縮や、データに基づく輸送ダイヤ見直しの迅速化を実現しました。
  • 日立建機株式会社
    マザー工場を含む国内8拠点へ導入。カメラ連携とトラック予約受付システムを組み合わせて全社横断プロジェクトとして推進し、待機車両ゼロの実現と物流業務の標準化を達成しました。
  • 三井倉庫サプライチェーンソリューション株式会社
    ソニーのAIセンシングプラットフォーム「AITRIOS」を活用した車番認識カメラとMOVO Berthを連携。実績データの自動取得により、ドライバーと倉庫従業員の業務効率化を実証・導入しました。

導入前に知っておきたいこと

公開された情報や利用現場のマニュアル等から、導入にあたり以下の点に留意する必要があります。

  • 予約なし車両への対応方針の徹底
    システム上、事前の予約なしでも受付自体は可能ですが、現場運用としては「予約車両優先」となるケースが一般的です。予約をしていない車両は作業の隙間時間での対応となるため待機時間が発生しやすくなります。運送会社やドライバーへの事前周知とシステム利用の徹底が、運用成功の鍵となります。
  • 遅延時のルール設定
    予約確定時間から遅れて到着した場合、ペナルティは設定されていなくても「到着済みの後続車両を優先する」という運用ルールを敷く現場が多く見られます。到着遅延への対応マニュアルを現場側であらかじめ定義しておく必要があります。
  • 利用環境の制限
    システムを利用するには対応したブラウザが必要であり、Internet Explorerなどの古い環境では動作保証外となります。取引先に対して、推奨される利用環境(PC・タブレット・スマートフォンのOSバージョンなど)を事前にアナウンスする必要があります。

類似ツールとの違い・選び方

同カテゴリの代表的なツールとしてハコベルの「トラック簿」などが挙げられます。他ツールと比較した際のMOVO Berthの大きな強みは、「国内シェアNo.1であり、すでに数多くのトラックドライバー(約70万人規模)が利用経験を持っている」という点です。運送会社やドライバー側で新しいツールを覚える負担が少なく、ID登録なども済んでいるケースが多いため、現場への定着ハードルが低い傾向があります。
また、ダッシュボードを利用した複数拠点の横断分析機能や、AIカメラ連携といった外部機器連携への拡張性に優れています。「ドライバーへの周知のしやすさ」「自社の複雑な割り当てルールの有無」「複数拠点でのデータ統合の必要性」を基準にツールを選定することをおすすめします。

よくある質問(FAQ)

予約機能を使わず、受付機能のみの利用は可能ですか?
はい、可能です。予約機能を利用せず、タブレットでの入退場受付機能単体での契約も可能です。
ドライバーへの呼び出し通知はどのように行われますか?
基本的に、SMS(ショートメッセージ)や専用のスマートフォンアプリを通じてドライバーに通知が送られます。
取引先の運送会社やドライバーにシステム利用を定着させられるか不安です。
導入支援の一環として、専任の担当者が社外の運送事業者やドライバー向けに説明会の実施をサポートします。また、すでに多くのドライバーが他社現場でMOVO Berthを利用した経験を持っているため、比較的スムーズに受け入れられやすい環境が整っています。
利用にあたり専用の端末や機器を購入する必要はありますか?
専用のハードウェアは必須ではありません。インターネットに接続できる一般的なPC、タブレット、スマートフォン等で利用可能です。

参照・出典