Robot-inとは?複数EC店舗の受注・在庫管理を月額固定で自動化するOMSの機能や費用を解説

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複数店舗の受注処理から在庫連動・メール送信などを自動化するEC一元管理システム。操作性がシンプルで、受注件数に応じた従量課金がなく、どれだけ売れても月額固定で利用できる点が支持されています。

料金モデル
SaaS(月額)
対象規模
中小企業向け
対象業界
EC・通販 小売・卸売業

ロジシフト編集部による最新動向サマリ

  • Amazonが2026年4月の株主向け年次書簡において、世界中のフルフィルメントセンター全体で100万台以上の物流ロボットを運用している実績を公表しました。
  • NVIDIAとNoetraが2026年7月より、2.7万基以上のGPUを投入して日本の物流現場データから「フィジカルAI」を開発する国家レベルの計算基盤構築を開始しました。
  • ソフトバンクグループとSymboticが約1.1兆円を投じたExolにより、初期投資不要の従量課金制で最新鋭の自動化設備を利用できる共有型ロボット・フルフィルメント(FaaS)が始動しました。
  • クラウド上の仮想空間で荷崩れや異常反射などの「エッジケース」を模した合成データを大量生成し、現場を止めずにAIへ自律学習させることで、開発工数を70%削減する用途で活用されています。

(ロジシフト掲載4記事をもとに自動生成・2026年8月17日更新)

Robot-inとは?

Robot-in(ロボットイン)は、ハングリード株式会社が提供する、複数EC店舗の受注処理や顧客管理、配送伝票の発行作業を1つの画面で自動化し、現場の出荷工数削減を実現する中小企業向けのEC一元管理システム(OMS)です。楽天市場やYahoo!ショッピング、Amazon、Shopifyといった多様なECモール・カートに対応しており、店舗ごとに個別にログインして手動で注文確認や伝票作成を行う作業負荷と誤出荷リスクを低減します。初期設定が約10分と非常にシンプルで導入ハードルが低い点や、どれだけ受注件数・売上が伸びても月額費用の上限(15,000円/税抜)が決まっている定額制を採用している点が特徴です。

主な機能

受注・出荷処理の自動化・効率化

  • 複数店舗の受注データ自動一括取得
    楽天市場、Yahoo!ショッピング、Amazon、au PAYマーケット、Shopifyなど、展開している全ネットショップの注文情報を定期的に自動取り込みします。ショップごとに管理画面へ切り替えて確認する手間を省略し、1つの画面で注文状況を一元管理できます。
  • 配送会社送り状ソフト連携(CSV・API)
    ヤマト運輸の「B2クラウド」、佐川急便の「e飛伝II/III」、日本郵便の「ゆうパックプリントR」、福山通運「iSTAR-2/X」などの主要配送ソフトに適合した各種CSV形式をワンクリックで出力できます。出荷完了後に発行される配送追跡番号の一括書き戻しにも対応しています。
  • ステータス管理と備考欄の自動判定
    自社の運用フローに合わせて「出荷待ち」「入金確認中」「保留」などの受注ステータスを自由に作成できます。また、購入者からの備考欄入力を自動判定して視覚的に識別可能にし、確認漏れによる出荷ミスを防止します。

顧客管理・問い合わせ対応の一元化

  • 顧客管理リストの自動生成
    取り込んだ受注データを基に、購入者のデータベースを自動的に構築・更新します。複数モールを横断した注文履歴が紐付けられるため、購入頻度や過去の利用店舗を一目で判別可能です。
  • モール横断での顧客検索機能
    氏名や電話番号、郵便番号などで検索を行うことで、どのモールで注文されたデータであっても即座に購入者情報を特定できます。カスタマーサポート時に対象店舗を聞き出す必要がなく、電話・メール問い合わせへ迅速に対応できます。
  • 対応メモ・履歴史由の共有
    顧客ごとの詳細画面に独自のメモを残すことができます。過去の対応履歴や個別要望を社内で一元共有できるため、担当者以外のスタッフでも一貫した丁寧な顧客対応が可能になります。

外部システム・WMS・シリーズ連携

  • 倉庫管理システム(WMS)・ロジスティクス連携
    「ロジザードZERO」などの倉庫管理システムや「楽天スーパーロジスティクス(RSL)」とシステム連携が可能です。出荷指示データや発送実績データの受け渡しをシームレスに行い、自社出荷から外部倉庫発送まで柔軟に対応できます。
  • Robotシリーズ(zaiko Robot)連携
    同社が提供する自動在庫連携システム「zaiko Robot」と組み合わせることで、Robot-in上で注文キャンセルが発生した際に各モールの在庫数を自動的に連動して戻すといった処理が可能になります。
  • 自由形式の受注データCSV出力
    任意の項目順序や抽出条件を設定したCSVファイルを出力できます。自社で運用している基幹システムや後払い決済代行サービス(NP後払い、スコア@払い等)へのデータ連携をスムーズに実施できます。

こんな企業・現場に向いている/向いていない

向いている企業・現場

複数モール出店により毎日の受注処理や送り状発行にかかる手動工数を削減したいEC事業者

  • 各店舗への個別ログインとCSV手動加工の手間
    店舗ごとに受注確認や送り状データの加工・アップロードを繰り返し行っている場合、全店舗の受注が自動集約されます。ワンクリックで配送ソフト用CSVを出力し、追跡番号も一括インポートできるため、配送対応にかかる作業時間を大幅に圧縮できます。
  • 備考欄の確認漏れや問い合わせ対応の遅れ
    備考欄の入力がある注文を自動抽出し、顧客検索では電話番号ひとつで全モールの購入履歴を表示できます。確認漏れによる発送トラブルを回避し、問い合わせ対応の手間を軽減できます。

出荷数の拡大期においてシステムの月額費用増大を抑えたい中小事業者

  • 受注件数急増によるシステム利用料の増加
    一般的な従量課金制システムでは出荷量に応じて月額コストが膨らみますが、Robot-inは月額15,000円(税抜)の上限が設定されています。セール時や事業成長期で受注数が跳ね上がっても固定コストで運用でき、利益率を圧迫しません。

向いていない企業・現場

独自の複雑な受注ワークフローや高度な検索条件カスタマイズを必須とする大規模事業者

  • 複雑なシステム連携や特殊な検索仕様の導入
    シンプルで迅速な導入を重視した設計となっているため、独自の特殊な基幹システムとのリアルタイム相互連携や、部分一致・完全一致検索の厳密な条件制御など、高度な個別カスタマイズを求める運用には適合しない場合があります。開発自由度の高い上位SaaSやオンプレミス型システムの検討が必要です。

類似ツールとの比較

ツール名 特徴 料金 向いている企業
Robot-in 初期設定約10分で稼働。月額上限15,000円の定額制で受注処理・顧客管理を一元化 初期0円
月額3,000円〜15,000円(税抜・上限あり)
低コストかつ短期間で複数店舗の受注業務を効率化したい中小EC事業者
ネクストエンジン 6,500社以上導入の業界最大級SaaS。多様なモール連携・アプリ機能拡張に対応 初期0円
基本月額3,000円〜(従量課金あり)
複数モール展開やアプリを用いた機能拡張・商品登録含めた一元化を狙う企業
CROSS MALL 商品・在庫・受注・発注・仕入の一元管理。企業ごとの運用に合わせた手厚いサポート 初期要問い合わせ
月額5,000円〜(税抜)
発注・仕入管理も含め、導入・運用面での伴走サポートを重視する事業者
GoQSystem 自社ネットショップ運営経験から生まれた現場目線の受注・在庫・売上管理クラウド 初期30,000円〜
月額15,000円〜(税抜・定額制)
直感的な操作性を重視し、現場の受注処理や売上管理をまとめて自動化したい企業

ツール選定の判断基準として、導入スピードと月額コストの予測可能性を最優先する場合はRobot-inが有力な選択肢となります。月額費用の上限(15,000円/税抜)が決まっているため、将来的な受注増加に伴うコスト増を気にせず運用できる点が明確な強みです。

一方で、受注処理にとどまらず複数店舗への商品一括登録や、アプリによる自社独自の機能拡張、さらには発注・仕入管理までバックヤード全域を単一システムでカバーしたい場合は、ネクストエンジンやCROSS MALLなど総合型のOMS・一元管理ツールを併せて検討・比較することが推奨されます。

料金・プラン・導入方法

Robot-inの料金体系は、初期費用が無料で、月の受注件数に応じた従量ステップ制を採用していますが、月額15,000円(税抜)が上限として設定されています。

1ヶ月の受注件数 初期費用 月額費用(税抜) 備考
0 ~ 200件 0円 3,000円 初期設定費用無料
201 ~ 300件 0円 6,000円 段階的従量料金
301 ~ 400件 0円 9,000円 段階的従量料金
401 ~ 500件 0円 12,000円 段階的従量料金
501件 ~ 0円 15,000円 月額上限金額(受注件数無制限)

どれだけ受注が増えても月額15,000円(税抜)を超えないため、急激な出荷量増加が発生してもコストを一定に維持できます。見積もり時には、自社の出店店舗数や併用する追加オプション(zaiko Robotとの連携等)の有無について確認することが推奨されます。

導入の流れ・期間

Robot-inの一般的な導入フローは以下のステップで進行します。初期設定の簡便さが特徴で、最短数日〜1週間程度で実運用へ移行できます。

  • 資料請求・デモ動画の視聴
    公式サイトまたは製品ページより申込みを行い、案内されるオンラインデモ動画でシステムの操作感や基本機能を確認します。
  • 15日間の無料トライアル申込み
    デモ動画視聴後、無料トライアルアカウントの発行を申請します。通常、3営業日以内にトライアル用のアカウントが発行されます。
  • 初期設定・検証(最短10分)
    管理画面から利用しているECモール・カートのAPI・CSV連携設定を行います。初期設定項目はシンプルに整理されており、最短約10分で基本設定を完了できます。
  • 本契約・実運用開始
    15日間の無料トライアル期間中に実際の受注データを取り込んで動作や運用テストを行います。評価完了後、トライアルアカウントの設定や蓄積データを保持したまま正式契約へ移行し、実運用をスタートできます。

導入事例・実績

公式サイトや公開取材記事等で確認された主な導入事例および導入効果は以下の通りです。

  • 有限会社フォアネクスト(通信販売業 / 複数モール出店)
    導入前は楽天市場、Amazon、Yahoo!ショッピングなどの複数店舗で各管理画面から手作業で注文確認や伝票発行を行い、毎日約1時間半を費やしていました。Robot-inの導入により受注データが一元化され、納品書や送り状発行、出荷データの各店舗への一括連動が可能になった結果、毎日の対応時間が30分に短縮(1時間分の稼働削減)されました。また、事前設定から約3日で実運用を開始できたスピード感も評価されています。
  • 株式会社ラ・イムズ(ユニフォーム製造販売 / 7店舗運営)
    他社システムから乗り換えを実施。管理画面の直感的な使いやすさにより処理スピードが改善されたほか、受注管理(Robot-in)と在庫管理(zaiko Robot)を段階的に導入できたことで、現場の負担や混乱を抑えながらスムーズにシステムを定着させました。
  • 有限会社アリス・インターナショナル(ベビー用品販売)
    複数店舗の注文処理・納品書発行作業の一元化により、受注作業の効率化と確認漏れ・出荷トラブルの防止を実現しています。
  • 株式会社乳糖製菓(洋菓子製造販売)
    受注件数が従来の3〜4倍に増加した局面においても、Robot-inによる一覧画面のカスタマイズやステータス分類を活用し、バックヤード業務時間を従来の半分に短縮しました。

導入前に知っておきたいこと

導入検討時に把握しておくべきユーザー評価や注意点として、以下の事項が報告されています。

  • 検索仕様に関する不満点
    導入企業からのレビューにおいて、管理画面での商品コード等の検索時に、指定キーワードを含むデータが広範囲に部分一致抽出される傾向があり、完全一致のみで絞り込みたい場面で不便さを感じるという評価が一部存在します。
  • 一部モール・外部サービスでの個別対応
    対応モール・カートは多岐にわたるものの、特殊な決済手段や一部の独自カートシステムにおいては、モール側管理画面での一部手動操作やデータ修正が必要となる場合があります。自社で利用中のカートやWMSとのデータ連携範囲について、事前に無料トライアル等で検証しておくことが重要です。

よくある質問(FAQ)

スマホアプリの提供はありますか?対応動作環境を教えてください。
現在、専用のスマートフォンアプリは提供されていません。Webブラウザ(PC環境推奨)を通じてクラウド上で管理画面を操作するSaaS(ASP)型のシステムです。
無料トライアルやデモ体験は可能ですか?
はい、15日間の無料トライアルが用意されています。事前にデモ動画を視聴した後に申込む形式となっており、全機能を制限なく実際の受注データや店舗連携でテストできます。
電話やFAX、実店舗からの手動注文も一緒に一元管理できますか?
管理可能です。管理画面から手動で電話・FAX等の受注情報を登録・インポートすることで、各ECモールから自動取り込みされた注文と同じステータス上で一元的に出荷処理を行えます。
問い合わせ窓口やサポート体制は充実していますか?
サポート体制として電話およびメール窓口が用意されています。無料トライアル期間中は専任サポート担当が自社の運用に合わせた設定・カスタマイズのアドバイスを行い、契約後も専用の問い合わせ窓口が利用可能です。
倉庫管理システム(WMS)や外部出荷サービスとのデータ連携はできますか?
可能です。「ロジザードZERO」などのWMSや「楽天スーパーロジスティクス(RSL)」、各種配送会社の送り状ソフト(B2クラウド、e飛伝、ゆうパックプリントR等)とのデータ連携に対応しています。
契約期間や解約条件、料金の上限はどうなっていますか?
月額費用は受注件数に応じた段階的従量制ですが、最大でも月額15,000円(税抜)が上限として設定されています。どれだけ受注件数が増えても上限を超えて追加課金されることはありません。最低契約期間や解約条件の詳細については問い合わせが必要となります。

参照・出典

他の受発注システム・OMSと比較する

Robot-inの特徴を含むOMS(受発注・注文管理)の13製品を、料金・機能・対象規模で比較できます。

受発注システム・OMS比較13選