MOSとは?スマホやタブレットで手軽にBtoB受発注ができるOMSの特徴・機能を徹底解説

モバイル環境に最適化され、スマホやタブレットから手軽にBtoB受発注を行えるシステムです。FAX注文書の自動データ化機能など、アナログとデジタルをシームレスに統合し業務を大幅に効率化します。

公式サイト
https://mosjapan.jp/
料金モデル
SaaS(月額)
対象規模
中小企業向け
対象業界
小売・卸売業 食品・飲料 製造業

MOSとは?

MOSは、株式会社アクロスソリューションズが提供する、モバイル環境に最適化されたBtoB向けのOMS(受発注・注文管理)システムです。FAXや電話といったアナログな受発注業務を、スマートフォンやタブレット、PCを使って手軽にデジタル化することを目的としています。FAX注文書の自動データ化機能「MOS FAX」などを備え、現場の負担を軽減しつつ、データ入力の手間や転記ミスといった受発注業務特有の課題を解決し、業務生産性を大幅に向上させます。

主な機能・特徴

  • モバイルに最適化されたシンプルなUI:スマートフォンやタブレットから直感的に操作できる画面設計を採用。ITに不慣れな担当者や中高齢の方でも迷わずスムーズに発注業務が可能です。
  • FAX注文書の自動データ化(MOS FAX):受信した専用のFAX注文書を自動でデータ化し、MOS上で確認・受注データとして取り込むことができます(メーカー検証で認識率95%)。取引先のFAX発注環境を変えずにデジタル化が図れます。
  • 基幹システム・販売管理システムとの連携:既存の基幹システムや販売管理システムと連携し、受発注データを直接やり取りできます。これにより、手入力による転記ミスや業務負担を軽減します。
  • 多彩なオプションとカスタマイズ対応:標準パッケージを必要最小限の機能で構成し、企業の独自の業務フローや業界特有のルールに合わせて、柔軟なオプション追加やカスタマイズが可能です。

こんな企業・現場に向いている/向いていない

【向いている企業・現場】

  • 対象規模・業種:小売・卸売業、食品・飲料、製造業など、中小規模のBtoB企業。
  • 導入シーン・課題:現在もFAXや電話での受発注が多く残っており、受注内容の基幹システムへの転記作業や確認業務に膨大な時間がかかっている現場。
  • 向いている担当者:外回りの営業担当者や店舗スタッフが、外出先や現場から直接モバイルデバイスを使ってスムーズに発注業務を完結させたいと考えている方。

【向いていない企業・現場】

  • 規模・業種・システム環境:極めて高度な在庫管理や、複雑な生産・物流管理システムと完全に統合されたエンタープライズ規模の全社システムを求める大企業にはミスマッチになる可能性があります。
  • 運用スタイル:PCを利用したバックオフィスでの大画面による一括処理のみを想定しており、モバイルデバイスからの現場受発注を一切必要としない現場。この場合は、PC操作に特化した受発注システムや、見積もりから請求まで全行程を包括的にカバーする販売管理システムの検討をおすすめします。

料金・プラン・導入方法

  • 料金モデル:SaaS(月額課金)
  • 初期費用・月額料金:要問い合わせ(※アカウント数やオプションの有無、カスタマイズ内容によって変動します。なお「MOS Lite Premium」等の月額19,800円のパッケージが提供されている場合もありますが、要件に応じた詳細や「MOS FAX」による一定件数超過時の追加料金については公式への確認が必要です)
  • 導入方法:公式サイトからの問い合わせ後、業務フローや利用環境のヒアリングが行われ、システム構築・カスタマイズ、導入支援を経て運用開始となります。

導入事例・実績

MOSの公開導入事例は現時点では確認できていません。最新情報は公式サイトをご確認ください。

導入前に知っておきたいこと

  • スケーラビリティへの懸念:ユーザーからの口コミ・レビューにおいて「成長する企業にとってシステムのスケーラビリティが重要であり、ユーザー数やデータ量が増加してもシステムが遅くならずに安定してほしい」というパフォーマンス維持に関する改善要望が確認されています。自社のデータ量が増大した際の挙動について、導入前に確認しておくことをおすすめします。
  • カスタマイズに伴うコストの変動:基本機能はシンプルに設計されていますが、自社独自の受発注ルールをシステム化したり、基幹システムとの複雑な連携を行ったりする場合、追加のカスタマイズ費用や工数が発生する可能性があります。事前に必須要件を明確に切り分けておくことが重要です。

類似ツールとの違い・選び方

  • モバイルに特化した操作性:多くの受発注システムがPCでのバックオフィス業務を前提としているのに対し、MOSは「発注者がスマートフォンやタブレットで快適に使えるUI」を最優先に設計されている点が異なります。
  • FAXとデジタルの融合:他社ツールが「Web発注への完全移行」を前提とすることが多い中、MOSは「MOS FAX」機能により、取引先のFAX発注習慣をそのまま活かしつつ、受注側はデジタルデータとして処理できるというハイブリッドな運用が可能です。
  • 選び方のポイント:取引先のITリテラシーが高くWebシステムへの移行が容易な場合は、汎用的な受発注システムも選択肢になりますが、取引先がFAXや電話での発注を強く希望し、かつ受注側のデータ入力負担を削減したい現場にはMOSが有力な候補となります。

よくある質問(FAQ)

MOSの主な特徴は何ですか?
モバイル環境に最適化されており、スマホやタブレットから手軽に受発注が行える点です。さらに「MOS FAX」機能により、受信したFAX注文書を自動でデータ化し、入力作業を削減できます。
既存の基幹システムと連携できますか?
はい、各種基幹システムや販売管理システムとの連携が可能です。受注データを直接連携させることで、手作業による転記の手間とヒューマンエラーを防止します。
発注側(取引先)に新しいシステムを使ってもらうハードルが高いのですが?
取引先がFAXでの発注を希望する場合でも、「MOS FAX」機能を利用すれば、取引先はこれまで通り専用のFAX注文書に記入して送信するだけで済みます。受注側で自動データ化されるため、取引先に無理なシステム移行を強いる必要がありません。

参照・出典