ci.Himalayas/WMSとは?
株式会社シーネットが提供する、クラウド型WMS(倉庫管理システム)です。長年連続でクラウド型WMSの売上シェアトップクラスを誇り、入出庫や在庫、棚卸など210以上の標準機能を備えています。BtoBやBtoC、多温度帯の食品・飲料からアパレルまで多様な運用実績を持ちます。出荷データ月1,000件から1日100万件規模、単独拠点から40拠点以上の企業まで幅広く対応し、複雑化する物流現場の課題を解決へと導きます。
主な機能・特徴
- 入出庫・在庫管理機能
出入荷時・在庫・棚卸など基本的な管理機能に加え、営業倉庫機能や通販特有機能などを標準装備しています。必要な機能だけを利用しながら、現場に合わせた倉庫・在庫管理が可能です。 - ピッキング・検品機能
シングルピッキング、トータル+摘み取り、トータル+種まき、トータル+セット品仕分けといった各作業パターンに対応しています。ハンディターミナルを用いた正確な作業を実現し、人的ミスの削減に貢献します。 - 帳票・ラベル発行
予定・作業・実績・差異など、入出庫作業に必要な帳票類を出力可能です。入庫予定や商品マスタからのラベル出力や、任意の商品ラベルの出力にも対応しています。 - BtoB・BtoC(通販)出荷対応
企業間取引(BtoB)出荷と消費者向け(BtoC)出荷の両方に標準対応しており、複数の出荷形態が混在する現場でもシームレスに運用できます。 - 外部システム連携
各種ERPシステムやマテハンシステム、BtoBプラットフォームなどとの豊富な連携実績があります。さらにビジネスアナリティクス(BA)サービスと連携し、蓄積されたデータの過去対比やグラフ化などの自動化・分析も可能です。
こんな企業・現場に向いている/向いていない
【向いている企業・現場】
食品・飲料、小売・卸売業、製造業、物流・倉庫業など、企業規模を問わず幅広い業種に向いています。特に出荷データが月1,000件から1日100万件規模の現場や、単独拠点だけでなく40拠点以上の複数倉庫を管理したい企業に最適です。BtoBとBtoCの出荷が混在している現場や、ERP・マテハン機器とシステム連携を行ってサプライチェーン全体の効率化を図りたいと考えている担当者におすすめです。
【向いていない企業・現場】
ごく小規模な単一拠点で、高度なWMSを必要とせず、簡易的な在庫管理やExcelで十分運用が回っている現場にはオーバースペックになる可能性があります。また、自社の独自の複雑な業務フローに合わせて完全なフルスクラッチのシステムを一から構築したい企業の場合、クラウドパッケージ型である本システムではカスタマイズに限界があるか、想定以上の費用がかかる場合があります。このような場合は別の開発手法やツールを検討した方がよいでしょう。
料金・プラン・導入方法
公式情報(一般社団法人 日本倉庫協会公開情報)による参考価格は以下の通りです。
- 初期費用:340,200円(環境構築、マスタセットアップ、オペレーション教育、導入立会い含む)
- 基本月額:21,600円〜
※利用ユーザー数、拠点数、オプション機能の有無、カスタマイズのボリュームに応じてソフト保守料金等の費用は変動します。詳細なプランや見積もりについては要問い合わせとなります。
導入事例・実績
- コクヨロジテム
センター移転に伴い、短納期でクロスドック機能と自動配車機能を追加するために導入。委託先の人員削減、保管管理・棚卸作業の削減、事務処理の低減を実現しました。 - 株式会社ライフサポート・エガワ
オフコンの基幹システムをクラウドASPへ移行。荷主から預かっている貨物のトレース情報をリアルタイムでネット上に公開する仕組みを構築しました。 - 株式会社コダマ
パンと肉を扱う2つの異なる工場の業務運用を融合させるため、受発注&在庫管理統合ASPとして導入。正常運用稼動を実現し業務拡大に貢献しました。 - 丸善
化学品や危険物の保管・荷役・配送を行う総合物流企業にて、旧システムの課題解決と化学品物流の全国化に向けたシステム基盤として導入されました。 - アサヒロジスティクス株式会社
食品における3PL事業を展開する同社にて、倉庫管理システムの基盤として活用されています。
導入前に知っておきたいこと
現時点では公開されたユーザー評価・課題報告は確認できていません。ただし、クラウド型のWMSを導入する際の一般的な注意点として、システム連携(ERPやマテハンとの連携)や追加のカスタマイズ要件が多くなると、初期費用や月額の保守料金が変動する点には留意が必要です。導入前には「自社が解決したい課題は何か(例:棚卸しの差異削減、人的ミスの防止など)」を明確にし、標準機能でどこまでカバーできるかをしっかりと要件定義することが推奨されます。
類似ツールとの違い・選び方
同カテゴリの他のWMSと比較した際、最大の強みは「長年連続トップクラスのシェアによって蓄積された業界ノウハウ」と「非常に豊富な標準機能」です。一からカスタマイズ開発を行わずとも、幅広い業種やBtoB・BtoC混在環境に標準で対応できるケースが多くなっています。また、単独拠点から数十拠点へのスケールアップが容易な点や、ビジネスアナリティクス(BA)と連携した高度なデータ分析が可能な点も大きな違いです。単なる在庫の可視化だけでなく、長期的かつ大規模な物流改善を見据える企業にとって有力な選択肢となります。
よくある質問(FAQ)
- オンプレミスでの導入は可能ですか?
- はい。基本システム構成として、クラウド型とオンプレミス型の選択が可能となっています。自社のシステム環境に合わせて選ぶことができます。
- 導入までの期間はどのくらいかかりますか?
- 規模や要件によって異なりますが、パッケージのベースがしっかりしているため比較的短期間での立ち上げが可能です。コクヨロジテム様の事例では4ヶ月という短納期で新機能を含めて稼働させたケースもあります。
- 特殊な業種の商材にも対応できますか?
- はい。食品・飲料(多温度帯対応)、アパレル、化学品や危険物、オフィスサプライなど、非常に多岐にわたる業種・商材での導入実績があります