eeeCLOUDとは?
eeeCLOUD(イークラウド)は、テービーテック株式会社が提供するクラウド型の在庫管理・棚卸システムです。「簡単(easy)」「効果的(effective)」「経済的(economy)」をコンセプトにしており、手作業やExcelでの在庫管理に限界を感じている企業の課題を解決します。初期費用を抑えて手軽に導入できる一方、企業の業務フローに合わせた柔軟なカスタマイズに対応しているため、製造業、物流・倉庫業、小売・卸売業など幅広い業界の在庫適正化を支援します。
主な機能・特徴
- 入出庫・在庫一覧管理:入出庫カレンダーから在庫の増減や受け入れ予定を可視化し、不足や過剰をカラーアラートで知らせます。
- ロット・賞味期限管理:ロット番号や賞味期限ごとの在庫管理に対応しており、食品や医薬品などを扱う現場の先入先出を支援します。
- 複数倉庫・ロケーション管理:複数の拠点や倉庫の在庫情報をクラウド上で一元管理し、リアルタイムでの情報共有を可能にします。
- ハンディターミナル連携(オプション):バーコードの読み取りによるリアルタイムな入出庫登録に対応し、入力漏れやヒューマンエラーを防ぎます。
- 柔軟なカスタマイズ対応:導入企業の8割以上が実施しているとされ、軽微な名称変更から製造管理との連携まで、自社業務に合わせたシステム構築が可能です。
- データ登録数無制限:安価なシステムにありがちなデータ容量の制限がなく、取り扱うアイテム数が増加しても追加コストを気にせず運用できます。
こんな企業・現場に向いている/向いていない
【向いている企業・現場】
主に中小規模の製造業、物流・倉庫業、小売・卸売業に向いています。これまでExcelや紙ベースで在庫管理を行っており、「リアルタイムで在庫が見えない」「入力ミスが多い」「担当者ごとの属人化が起きている」といった課題を抱える現場に最適です。また、基本パッケージをベースにしながらも、自社の特殊な業務フローに合わせてシステムを柔軟にカスタマイズしたいという企業にも適しています。
【向いていない企業・現場】
在庫の増減をシステムに登録する作業(手動入力やバーコードスキャン)自体を完全自動化したい現場には不向きです。デバイスに乗せるだけで重量から在庫数を自動計測するIoT型在庫管理ツールとは異なり、人がデータを入力・スキャンするプロセスが必要です。また、オフライン環境では利用できないため、インターネット接続が不安定な地下倉庫や山間部の現場では別のオンプレミス型ツールを検討した方がよいでしょう。
料金・プラン・導入方法
eeeCLOUDは利用規模やニーズに合わせて複数のプランが用意されています。導入前には2週間の無料お試し期間が提供されています。
- Quick版:月額980円〜。基本的な在庫管理機能が揃った手軽なプランです。
- Lite版:月額20,000円〜。ユーザー数やデータ数に上限がなく、CSVやExcelでのデータ取込機能などを活用できるプランです。
- Standard版:月額30,000円〜(または35,000円〜)。あらゆる業種のニーズに対応し、柔軟なカスタマイズを前提としたプランです。
※初期費用はプランや訪問サポートの有無により異なります(0円〜100,000円程度)。キャンペーンの適用により初期費用が無料になる場合もあります。ハンディターミナルやデータ移行代行は別途オプション料金が必要です。最新の正確な料金は公式サイトよりお問い合わせください。
導入事例・実績
公開されている情報に基づき、以下の導入事例が確認されています。
- 株式会社スーパーモード(美容教材・備品販売等):事業拡大に伴い手作業の在庫管理が限界に。eeeCLOUDの導入により請求書発行や在庫管理の自動化が進み、人為的ミスが減少。他業務に充てる時間が増え、業務効率化に成功しました。
- 菓子製造・販売業:リアルタイムな入出庫情報が得られない課題に対し、Lite版を導入。クラウド上で全データを共有できるようになり、複数拠点間のデータやり取りの作業時間短縮とコストダウンを実現しました。
- 金属・鉄鋼業:Excelでの手作業管理から脱却するため導入。入出庫カレンダーにより受け入れ予定が一目瞭然となり、入庫遅れに対するリマインドが迅速に。属人化の解消と価格以上の効果を実感しています。
導入前に知っておきたいこと
ユーザーや導入企業から報告されている課題や注意点として、以下の点が挙げられます。
- 運用の一部に人の判断が残るケースがある:導入企業の一部からは、「システム導入後も従業員の記憶や判断に頼るプロセスが残っているため、将来的に自動処理できるよう追加カスタマイズを検討している」との声が挙がっています。初期導入だけで全ての業務が自動化されるわけではなく、運用に合わせてシステムを育てていく視点が必要です。
- カスタマイズが前提になることが多い:基本機能はシンプルですが、自社のフローに完全に適合させるには有償・無償のカスタマイズが必要になるケースが多く、要件定義の段階で自社の課題を明確にしておくことが求められます。
- オフラインでは利用不可:完全なクラウドシステムであるため、通信環境が途絶えるとアクセスできなくなります。倉庫内のWi-Fi環境などの整備が必須です。
類似ツールとの違い・選び方
同カテゴリの他社在庫管理SaaSと比較した際、eeeCLOUDの最大の違いは「中小企業でも導入しやすい価格帯でありながら、柔軟なカスタマイズ性を持っている」点にあります。一般的に、低価格なクラウド在庫管理ツールは機能が固定されており自社に合わせた改修ができないことが多いですが、eeeCLOUDは画面項目の名称変更から独自の製造管理フローとの連携まで、企業ごとの要望に応じたカスタマイズに対応しています。また、登録できるデータ数に制限がないため、取扱品目が多い卸売業や製造業でもランニングコストを気にせず運用できる点が選ばれる理由となっています。
よくある質問(FAQ)
- 導入前に実際のシステムを試すことはできますか?
- はい、2週間の無料お試し期間が用意されています。お試し期間中もWeb、メール、電話でのサポートを受けられるため、操作感や機能を事前にしっかり確認できます。
- 現在使用しているExcelの在庫データは移行できますか?
- はい、Excelからのデータ一括取り込み機能(CSV取込)が備わっているため、既存の在庫データをシステムへ移行することが可能です。オプションでデータ移行の代行サービスも用意されています。
- どのような機器が必要ですか?
- インターネットに接続できるパソコンやタブレットが必要です。バーコードを利用した管理を行う場合は、オプションとしてハンディターミナルやラベルプリンターを連携させることも可能です。