EdiGate/POSTとは?
EdiGate/POSTは、DAIKO XTECH株式会社(旧:大興電子通信株式会社)が提供する、帳票配信に特化したクラウド型WEB-EDI(電子データ交換)サービスです。見積書、注文書、納品書などの帳票を電子化し、取引先へ自動配信することで、ペーパーレス化と調達購買プロセスの効率化を推進します。手作業による郵送やFAXの手間を省き、リードタイムの短縮やコスト削減といった現場の課題を解決するためのシステムとして、発注企業230社、受注企業4万社以上に広く利用されています。
主な機能・特徴
- 帳票データの自動配信
自社の基幹システムなどから出力されたデータ(CSV等)を取り込み、PDFやExcel形式に変換して仕入先へ自動配信します。手作業による発送や送信の手間を大幅に削減します。 - 大容量・多様なファイル形式の送受信
一般的な文書データに加え、図面(CADやTIFなど)のような大容量のデータも添付して送受信可能です。製造業などでの図面共有にも対応できます。 - 納期回答・照会機能
仕入先からの納期回答をWeb上で簡単に照会できる機能を備えています。分納などの柔軟な納期登録も可能で、進捗管理が容易になります。 - 堅牢なセキュリティ対策
SSL通信による暗号化、ID・パスワードによるアクセス権限管理、ウイルスチェック機能が標準装備されており、メール添付よりも安全にデータをやり取りできます。 - 取引先に負担をかけないブラウザ対応
専用ソフトウェアのインストールは一切不要です。仕入先はインターネットに接続できるWebブラウザさえあれば、手軽に帳票の閲覧や回答が行えます。
こんな企業・現場に向いている/向いていない
【向いている企業・現場】
対象規模を問わず、製造業、自動車・部品、建設・資材など、多数の仕入先と頻繁に帳票や図面のやり取りが発生する企業に向いています。特に「仕入先のITリテラシーにばらつきがあり、システム導入の負担をかけたくない」「郵送費やFAXの通信費、印刷の手間といった間接コストを削減したい」と考える購買・調達部門の担当者に最適です。
【向いていない企業・現場】
月間の発注件数や仕入先の数が少なく、既存のメールやチャットのみで十分にやり取りを管理できている小規模な現場では、システム導入による対費用効果が得られにくい場合があります。また、自社独自の複雑な購買プロセスが構築されており、受発注から生産管理、会計までを網羅するフルスクラッチの高度な統合システムを求めている企業にとっては、簡易EDIという位置づけの当ツールでは要件を満たせない可能性があります。その場合は、より大規模な専用システムの構築を検討した方がよいでしょう。
料金・プラン・導入方法
EdiGate/POSTはSaaS(月額課金)モデルで提供されていますが、初期費用や月額料金などの具体的な金額は公式には公開されておらず「要問い合わせ」となっています。導入企業の規模や要件によって変動するため、詳細は提供元への見積もり依頼が必要です。なお、オプションとしてFAX自動送信機能や多言語対応なども用意されています。
導入事例・実績
製造業を中心とした様々な業種において、発注企業230社、受注企業4万社以上の利用実績があります。
- 株式会社大手(電子機器部品製造・販売)
毎月300社以上に及ぶ仕入先への発注業務において、メール誤送信や遅延の課題を抱えていました。EdiGate/POST導入により、手ごろな価格で仕入先に負担をかけないシステム構築に成功し、インターネット経由の自動配信でコストと作業負担を大幅に軽減しました。 - パラマウントベッド株式会社(医療・介護用ベッド製造・販売)
EDIシステムの導入により、購買業務の効率化と大幅なコスト削減を実現しています。 - 株式会社ワコム電創(産業用電気機器卸)
システムの活用によって、正確な原価管理と業務の効率化を達成しています。 - 株式会社エイチワン(自動車部品製造業)
わずか3ヶ月という短期間でのスピード導入を実現し、間接材調達支援システムの効率的な運用を開始しました。
導入前に知っておきたいこと
EdiGate/POSTの導入前に知っておきたいデメリットや不満、課題について検索調査を行いましたが、現時点では公開されたユーザー評価・課題報告は確認できていません。
一方で、「受発注業務の工数が削減された」「テレワークでもFAX対応が不要になり、インターネット上で完結できるようになった」「注文書の紛失リスクがなくなった」といった、工数削減や業務精度向上に関する肯定的な口コミが多数確認されています。導入を検討する際は、自社の基幹システムとの連携仕様や、仕入先への案内フローについて事前にベンダーとすり合わせを行っておくことが重要です。
類似ツールとの違い・選び方
他のEDIツールと比較した場合のEdiGate/POSTの最大の違いは、「簡易EDI」としての圧倒的な手軽さと、大容量データのセキュアな送受信を両立している点です。高機能で多機能なEDIツールは仕入先側にも専用ソフトの導入や複雑な設定を強いることがありますが、EdiGate/POSTはWebブラウザのみで完結するため、中小規模の仕入先への展開がスムーズに行えます。
また、一般的なEDIでは対応しきれない大容量のCAD図面なども、ウイルスチェック付きで安全に送受信できるため、図面共有が必須となる製造業や部品メーカーにとって非常に選びやすいツールとなっています。
よくある質問(FAQ)
- 取引先(仕入先)に専用ソフトを導入してもらう必要はありますか?
- いいえ、必要ありません。インターネットに接続できるWebブラウザさえあれば利用可能なため、取引先へのシステム導入負担は最小限に抑えられます。
- どのような形式のデータを送信できますか?
- PDFやCSVだけでなく、Excel、Word、さらには容量の大きい図面データ(CADやTIFなど)の送受信にも対応しています。
- 自社の基幹システムとの連携は可能ですか?
- はい、可能です。社内システムから出力される帳票データ(CSVなど)をEdiGate/POSTに取り込み、変換して自動配信する仕組みを構築できます。
- セキュリティ対策はどのようになっていますか?
- SSL通信による暗号化、ID・パスワードによる権限管理に加え、ウイルスチェック機能が標準装備されており、安全なデータ交換が可能です。