無事故プログラムDRとは?機能や料金を徹底解説!通信型ドラレコによる車両管理・安全運転支援

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GPSや通信機能を内蔵した2カメラドライブレコーダーを活用し、危険運転をリアルタイムに検知・通知する安全運転支援サービス。機器レンタルと通信費がセットになった定額料金で提供され、豊富な導入実績による運用ノウハウも強みです。

料金モデル
SaaS(月額)
対象規模
中堅〜大手向け
対象業界
物流・倉庫業 製造業 小売・卸売業 建設・資材

無事故プログラムDRとは?

「無事故プログラムDR」は、BIPROGY株式会社(旧日本ユニシス株式会社)が提供する法人・運行管理者向けのフリート・車両管理(テレマティクス)ツールです。GPSやLTE通信機能を内蔵した2カメラ搭載のドライブレコーダーを活用し、危険運転をリアルタイムで検知・通知する安全運転支援サービスとして機能します。機器のレンタル料と通信費がセットになった定額料金モデル(SaaS)で提供され、初期費用をかけずに導入できるのが特徴です。中堅から大手企業を中心に約1,400社・70,000台以上の導入実績を持ち、長年蓄積された豊富な運用ノウハウを用いて、企業の交通事故削減や保険料低減といった課題を解決します。

主な機能・特徴

  • リアルタイム危険運転通知:急ブレーキ、急ハンドル、急発進などをドライブレコーダーが検知すると、6秒間の静止画や動画とともに運行管理者に即時メールで通知します。これにより、事故の予兆や現場の状況を素早く把握できます。
  • グループ分析・CSV出力:走行時間、危険運転回数、速度超過回数などのデータを期間別・グループ別に集計してグラフ表示します。データはCSV出力にも対応しており、社内の独自の分析資料としても活用可能です。
  • 安全・エコ運転分析:アイドリング時間や危険運転回数などの運転データをベースに、各ドライバーの日々の運転を100点満点で評価し、レーダーチャートで可視化します。
  • 運行日報・動態管理(走行経路の把握):各ドライバーの毎日の運行状況や危険運転イベントの発生地点、走行経路をWeb上の地図データと連携して一覧表示します。
  • ソフトウェア自動更新:エンジンOFF時にドライブレコーダー本体が自動でソフトウェアの更新を行う仕組みになっており、管理者やドライバーに保守メンテナンスの手間をかけません。
  • AIによる危険予測(BP-BOX):オプションとして、AIが歩行者や他の車両の行動を予測し、衝突の危険があると判断した場合に、数秒前にドライバーへ警告音などで回避行動を促す高度な機能も備えています。

こんな企業・現場に向いている/向いていない

【向いている企業・現場】

物流・倉庫業、小売・卸売業(生協の宅配・配送など)、製造業、建設業など、数十台から数千台規模の社用車を保有し、日々の運行管理を行う中堅〜大手企業に最適です。特に、「SDカードの映像を毎月回収・点検する物理的な作業が限界にきている」「ドライバーの安全運転意識を向上させ、事故件数やそれに伴う保険料・燃料費を確実に削減したい」という明確な課題を持つ運行管理担当者に向いています。初期費用0円で通信費込みの定額制のため、まとまった初期投資予算が確保しづらい現場でもスムーズに導入を進められます。

【向いていない企業・現場】

保有する社有車が数台程度と極端に少なく、運行管理をシステム化する必要性が薄い小規模な現場にはミスマッチとなりやすいです。また、月額課金型のSaaSモデルであるため、「買い切り型のドライブレコーダーを購入して月々のランニングコストをゼロにしたい」という企業や、インターネット経由でのクラウド管理にセキュリティポリシー上の厳しい制約がある環境には向いていません。さらに、システムを導入するだけで満足してしまい、管理者側で通知内容を確認してドライバーへ具体的にフィードバックする体制(運用)を作れない現場では、十分な事故防止効果を発揮しにくいでしょう。

料金・プラン・導入方法

  • 初期費用:0円
  • 基本サービス料金:1台あたり月額2,980円から(ドライブレコーダーレンタル料、ソフトウェア利用料、回線通信費をすべて含む)
  • オプション料金:要問い合わせ
  • 導入方法:Web上に公開されているマニュアルを参照し、自社で車載器の設置作業を行うことが可能です。また、自社での設置対応が難しい場合は、提供元から提携する設置業者を紹介してもらうこともできます。

導入事例・実績

  • コープデリ生活協同組合連合会 様(小売・商社):5,400台を導入。リアルタイムで具体的な指導が実現したことに加え、危険運転を減らすだけでなく模範的な「光る運転」を実践した職員をグループ内で称賛し合うアプローチを採用し、「光るドライバー」の育成にシステムを活用しています。
  • 生活協同組合パルシステム千葉 様(小売・商社):80台を導入。自転車の飛び出しやバック時の軽微な接触事故を防ぐため、危険な運転が起きた状況を動画で正確に把握。映像に基づく具体的な指導を実施したことで、安全運転の高い評価を獲得しています。
  • アルケア株式会社 様(医療機器メーカー):107台を導入。営業車両の事故件数を約40%削減できたことで、自動車保険料や車両リース料の大幅なコストカットに成功しています。

導入前に知っておきたいこと

インターネット上の口コミや専門メディアを調査した結果、無事故プログラムDRの特定の機能に対する不満やデメリットを指摘する公開ユーザー評価は、現時点では確認できていません。

ただし、提供元のBIPROGY株式会社の担当者が物流専門メディアのインタビューで語っている通り、「どれだけ機能が多岐に渡ろうと、それをきちんと運用できなければ意味がない」という点には留意が必要です。通信型ドライブレコーダーの特性上、危険運転のアラートや通知は日々蓄積されていきますが、それを管理者が放置してしまっては事故削減には繋がりません。ドライバーに「常に監視されている」というネガティブな印象を持たせるのではなく、データをもとにした事実ベースの安全指導や、模範的な運転を褒める仕組みづくりなど、現場がツールを「自分ごと」として活かすための社内体制の構築が不可欠となります。

類似ツールとの違い・選び方

他の通信型ドライブレコーダーや車両管理SaaSとの最大の違いは、システムインテグレーター(SIer)として長年の実績を持つBIPROGYの「運用サポートノウハウ」がサービス全体に反映されている点です。単に危険運転の動画を記録・通知するだけでなく、ドライバーの日々の運転を100点満点で客観的に評価する機能や、AI予測による警告機能などを組み合わせることで、ドライバーの自発的な安全意識を高める工夫が施されています。

また、一般的な買い切り型ドライブレコーダーと比較して、SDカードの抜き差しや映像を1台ずつ確認する手間が一切不要になります。「通信費」「クラウド利用料」「機器レンタル料」がすべてパッケージ化され、初期費用0円・月額2,980円からというシンプルな料金体系も、数十台〜数百台の車両を一斉に入れ替える際の稟議のハードルを大きく下げています。運行管理者の業務負担削減と、明瞭なコスト管理を両立させたい場合に選ぶべきツールです。

よくある質問(FAQ)

一般的なドライブレコーダーとの違いは何ですか?
一般的なドライブレコーダーは主に事故発生時の映像をSDカードに記録するだけですが、無事故プログラムDRは通信機能を備えており、事故につながる危険運転を検知した瞬間に管理者にリアルタイムでメール通知します。これにより、企業全体でドライバーの運転状況を客観的に把握し、遠隔から迅速かつ具体的な指導を行うことが可能です。
車載機器の設置は自社で行う必要がありますか?
ご契約後に閲覧可能となるWeb上のマニュアルを見ながら自社で設置作業を行うことができます。もし自社での取り付けが難しい場合は、提携する専門の設置業者を紹介してもらうことも可能です。
初期費用や月々のコストはどのくらいかかりますか?
法人向けドライブレコーダーの初期設定費用は0円です。月額料金は1台あたり2,980円(基本サービス)からとなっており、この定額料金の中にドライブレコーダーのレンタル料、ソフトウェア利用料、回線の通信費がすべて含まれています。

参照・出典