キーエンス ハンディターミナル BT/DXシリーズとは?
株式会社キーエンスが提供する「BT/DXシリーズ」は、製造、物流・倉庫、小売など、多様な現場における入出荷や棚卸、検品などの作業ミス削減と読み取りスピードの高速化を追求した業務用ハンディターミナルです。最大の特徴は、業界最高クラスの圧倒的なスキャン速度と、過酷な環境に耐えうる優れた堅牢性にあります。Android OSを搭載し親指一本で操作しやすいコンパクトな「BTシリーズ」と、大画面フルスクリーンでスマートフォンのような操作性を実現した「DXシリーズ」を展開しており、企業の抱えるデータ管理の効率化やペーパーレス化といった課題を解決します。多種多様なコードを瞬時に判読する機能や、現場に合わせた拡張性の高さが評価されている端末です。
主な機能・特徴
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デュアルサイトスキャン(DX-A800シリーズ等に搭載)
コードを直接狙う「エイマー読み取り」と、画面上で確認しながら読み取る「ライブビュー読み取り」の2つの方式に対応しています。さらに距離センサーを内蔵しているため、狙ったコードに対して瞬時にピントが合い続けるオートフォーカス性能を実現しました。これにより、薄暗い倉庫内や、手が届きにくい高所のバーコード、しゃがみこまなければスキャンできない低い棚のコードでも、ピント合わせによる時間のロスを極限まで減らし、一瞬でスキャンが可能です。
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ハイブリッドスキャンシステム(BT-A500等に搭載)
高速モノクロカメラと高解像度カラーカメラという、役割の異なる2つのスキャンシステムを連動させています。近くにあるバーコードは高速モノクロカメラで瞬時に捉え、遠くにある高所のロケーションバーコードは高解像度カラーカメラで自動的に拡大して読み取ります。作業者がフォークリフトから降りたり、脚立を使ったりすることなく、その場で近くから遠くまでスキャンできるため、現場の移動の手間と時間を削減します。
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12層タフ構造による圧倒的な堅牢性
端末の内部に、液晶パネルと基板のひずみを防ぐマグネシウムダイキャスト高剛性シャーシや、衝撃を逃がすエッジバンパー、液晶衝撃吸収材、ダンパーなどを重ね合わせた独自の「12層タフ構造」を採用しています。耐落下性能は2.7m(プロテクタ装着時は3.0m)をクリアしており、日常的な高所からの落下の衝撃に耐えうる設計です。また、IP68準拠の防塵防水性能、二重エアポケット構造による不慮の水没対策に加え、事務所と冷蔵庫の往復を想定した冷熱衝撃試験、低温落下試験もパスしているため、冷凍・冷蔵倉庫などの過酷な環境下でも安定して動作します。
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AI-OCR(光学文字認識)機能
にじみやかすれ、汚れがあって従来のシステムでは読み取りにくかった印字文字(賞味期限、ロット番号、シリアルナンバーなど)を、AIが徹底的に学習したパターンによって瞬間的にデータ化するAI-OCRアルゴリズムを搭載しています。これまで目視で確認し、手入力していた賞味期限やLOT情報をカメラでスキャンするだけで正確に読み取れるようになります。物流現場の誤出荷防止や、食品・薬品業界などで求められるトレーサビリティの確保において、入力・照合作業の工数を削減します。
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用途に合わせて選べるマルチユニット構造(DXシリーズ)
本体の下部にある拡張ユニットを付け替えるだけで、ハードウェアとしての機能を柔軟に変更できます。画面タッチでの操作に加えて、テンキー入力、中出力・高出力のRFID読み取り(高出力ユニット「DX-RH1」など)、片手で扱いやすいガングリップなど、現場の用途に応じた形に切り替えることが可能です。普段は通常のバーコードスキャンとして利用し、棚卸時期など一度に大量の在庫を確認する際にはRFIDユニットを装着して非接触で複数スキャンを行うなど、追加の専用端末を購入せずに1台で複数の役割をこなせます。
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ノンプログラミング開発ツール「BT-H1A」「BT-H2A / DX-H2A」
専門的なプログラミング知識がなくても、マウス操作によるドラッグ&ドロップでハンディターミナルの入力画面やスキャン後のデータ転送設定を作成できる専用のソフトを提供しています。テンプレートからパーツを選んで設定を作成し、ワンクリックで実機に設定ファイルを転送するだけで業務アプリケーションが構築できます。システム開発を専門会社へ外注するコストやリードタイムを削減し、現場のオペレーション変更に合わせたアプリの修正や作成を社内で柔軟に行えます。
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統合運用管理ソフト「BT Management Tool」や「BT-WHM1」
多拠点に散らばる複数のハンディターミナルの情報をネットワーク経由で一括管理できるシステムです。各端末の稼働状況やバッテリー残量、設定情報を本部の管理画面から確認できるため、稼働率の低い端末の移動や適切なメンテナンスが可能になります。また、リモートコントロール機能により、現場で不具合や操作ミスが発生した際にも、現地の端末画面を本部から共有・操作してログの収集やファイルの送受信ができ、トラブル対応のスピードを向上させます。
こんな企業・現場に向いている/向いていない
【向いている企業・現場】
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落下や衝撃が発生しやすく、冷凍・冷蔵倉庫などの厳しい環境で運用する企業
高い耐衝撃試験をクリアしており、低温・常温の往復による結露や冷熱衝撃に強い耐久性を備えているため、ハードに使用される大規模な物流センターや食品・薬品の冷蔵冷凍庫での運用に適しています。 -
賞味期限やシリアルナンバーなどの属性管理・検品作業が多い企業
バーコード化されていないテキスト文字(印字)を目視して手入力している現場では、内蔵のAI-OCR機能による自動読み取りに切り替えることで、入力時間の短縮と打ち間違いミスの撲滅に期待が持てます。 -
自社に開発リソースがなく、手軽に現場用アプリを作成・調整したい企業
ノンプログラミングの開発ツールを使用することで、自社の現場担当者が簡単にアプリ設計を行えるため、スモールスタートで独自の業務フローをシステム化したい現場に適しています。
【向いていない企業・現場】
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シンプルなバーコードスキャン用途のみで、コストを最優先したい企業
「1日あたり数個のスキャン作業しか行わない」「単にJANコードを読み取るだけ」といった小規模な運用において、高機能なデュアルサイトスキャンや頑丈なタフ構造はオーバースペックになる可能性があります。初期費用を抑えたい場合は、安価な他社製のローエンドモデルや、スマートフォンにスキャナーを装着する運用のほうが、投資対効果が高くなる場合があります。 -
極小規模な倉庫で、現場スタッフにITツールの導入負担をかけたくない現場
ある程度のデータ登録や通信設定、開発ツールの初期操作が必要になるため、自社でPC操作やキッティング設定を行う人材が一切いない場合は、現場への定着が難しいことがあります。その場合は、簡易的なバーコードスキャナーなど別途の代替策も候補になります。
料金・プラン・導入方法
キーエンス ハンディターミナル BT/DXシリーズの本体価格、ライセンス費用、オプション品などの詳細な価格は、すべて要問い合わせとなっています。端末のモデル(Android版、Windows版、画面サイズなど)、導入する台数、年間保守契約(プレミアム保守など)の有無、拡張ユニット(テンキー、高出力RFIDなど)の構成によって個別に見積もりが作成される仕組みです。
個別に見積もりを取得する際には、以下の点についてあらかじめ確認しておくことを推奨します。
- 端末本体の構成費用:画面サイズやOS、および必要なテンキー・ガングリップなどの拡張ユニットを個別に選択した際の価格。
- 年間保守契約(ハンディターミナル年間保守契約など):故障時に代替機が迅速に送られてくるプランなどがあり、突発的な故障に備えた保守サービスの年間ランニングコストの確認。
- アプリケーション開発ツールの費用:「BT-H1A」などの専用開発ソフトの利用形態やライセンスが、本体に同梱されるのか別途費用がかかるのかの確認。
導入の流れ・期間
キーエンスのBT/DXシリーズを導入する際の大まかなステップは以下の通りです。
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問い合わせ・ヒアリング
キーエンスの公式サイトや電話から問い合わせを行い、担当営業に解決したい現場の課題(ミス削減、作業効率化など)や希望のモデル、システム環境(WMSとの連携要件など)を伝えます。
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デモ機・テスト機の貸出と実機検証
キーエンスでは実機のテスト機貸出を行っています。実際の物流・製造現場でバーコードをスキャンし、ピントが合う速度や遠隔地からのスキャン感度、軍手をした状態でのキーの押しやすさ、現場のWi-Fi環境での通信状況などを検証します。
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見積もり・契約
検証結果をもとに最適な構成(モデルやオプション、保守プランなど)を決定し、台数に応じた見積もりを受け取り、契約を締結します。
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システム設計およびアプリ構築
ノンプログラミングの開発ツールなどを使い、自社専用のハンディ用アプリケーションの画面を作成するか、または利用予定のWMSとの接続設定を行います。
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キッティング・テスト運用
端末の通信設定やアプリの流し込みを行い、現場スタッフへの操作トレーニングを含めた実環境でのテスト運用を実施します。
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本番稼働
テスト運用で不具合がないことを確認し、実業務での本番稼働を開始します。
※キーエンス ハンディターミナル BT/DXシリーズの具体的な導入期間は、自社で構築するアプリケーションの複雑さや、既存システム(WMSなど)との連携開発規模によって大きく変動するため、個別のスケジュールについて見積もり時に問い合わせる必要があります。
連携できるシステム・機器
キーエンスのハンディターミナルは、数多くの主要な倉庫管理システム(WMS)や基幹システム、ミドルウェアなどとの連携実績が公表されています。確認できている主な連携先は以下の通りです。
- クラウドWMS「エアロジ(Air Logi)」(株式会社コマースロボティクス提供):DX-A400やDX-A800シリーズへの標準対応が公表されており、賞味期限やLOT(ロット番号)入力などをOCRで迅速に行う仕組みが構築可能です。
- クラウド型在庫・倉庫管理システム「W3 mimosa」(株式会社ダイアログ提供):キーエンスのAndroidハンディターミナルに対応しており、低コストかつスピーディーに在庫管理と連携させることができます。
- クラウド型倉庫管理システム「AtomWMS」(株式会社アトムシステム提供):キーエンス製の主要ハンディターミナル端末とスムーズにデータ連携し、現場でのリアルタイムな情報共有を実現します。
- 販売管理・業種別パッケージ「SMILE シリーズ」(株式会社大塚商会、日本ナレッジ株式会社等提供):「SMILE 販売」や「SMILE V2 Power Steel」などとキーエンス製ハンディを連動させるテンプレートが提供されており、入出荷検品や棚卸データの即時更新が可能です。
- 現場帳票電子化ソリューション「XC-Gate」(株式会社テクノツリー提供):Android搭載の「DX-A800」などの標準ブラウザを用いて、Excelで設計した電子帳票に入力する端末として連携可能です。
導入事例・実績
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クラウドWMS「エアロジ」×DX-A800シリーズ連携による冷凍倉庫とOCR活用事例
【導入の目的】過酷な倉庫環境でのピッキング作業において耐環境性に優れた端末を求めていたこと、および賞味期限やLOTなどの手入力ミス削減が目的でした。
【具体的な効果】IP68の防塵防水や耐衝撃性能を備えた「DX-A800シリーズ」を導入したことで、結露が発生しやすい冷凍・冷蔵倉庫などの過酷な環境下でもハードウェアのトラブルなく動作することを確認しました。また、DX-A800が持つOCR(文字認識)機能を活かして賞味期限やLOT、シリアルナンバーのテキスト情報を直接スキャンに切り替えたことで、従来の手入力による打ち間違いや確認漏れを削減し、入荷・出荷検品業務のスピード向上を実現しました。 -
鋼材業企業における「SMILE V2 Power Steel」とDXシリーズ推奨機の導入事例
【導入の目的】資本金1,000万円規模の鋼材加工・販売会社において、手入力に頼る入荷・出庫作業によるヒューマンエラーの発生や、棚卸し作業に多大な時間を要することが課題でした。
【具体的な効果】推奨機であるキーエンスの「DX-A800」を活用したハンディシステムを導入。入荷と同時にバーコードを読み取ることによって入力作業が簡素化され、打ち間違いや二重入力がなくなりミスが改善しました。さらに、データがリアルタイムでシステムへ送信されるため、残材や在庫状況のオンタイム確認が可能となり、事務所と工場の無駄な移動が削減され、棚卸し作業の効率化にも貢献しました。 -
「SMILE 販売」と「BT-1010/BT-1010B」の連携による入出荷検品業務改善
【導入の目的】紙ベースのリストによる検品や目視確認からの脱却をめざし、現場データの即時システム反映を求めていました。
【具体的な効果】キーエンスのBT-1010シリーズを使用し、バーコードスキャンによる入荷・出荷検品および棚卸し業務をシステム化。スキャン結果が「SMILE 販売」へリアルタイムに連動することで、転記によるミスや入力漏れが完全に防止され、検品作業全体の精度向上と作業時間の短縮を達成しました。
導入前に知っておきたいこと
キーエンス ハンディターミナル BT/DXシリーズを導入するにあたり、ユーザーからの指摘や実際に想定される注意点は以下の2点です。
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大手メーカーの高品質・高性能機ゆえに、他社に比べ初期投資が高めであること
業界でも高いスキャン速度や12層構造の堅牢性、高性能なAI-OCR機能などを有しているため、1台あたりの本体価格やライセンス料は、他社のローエンドモデルや、一般的なスマートフォンにバーコードスキャナーを接続して代用する方法と比べて、初期コストが高くなりやすい傾向にあります。そのため、予算の限られたスモールスタートの現場や、多機能が不要な簡易スキャン現場では、費用対効果(ROI)が見合わない可能性があるため注意が必要です。
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サーバーとの直接リアルタイム照会における、レスポンスへの注意
キーエンスの端末を活用した現場運用の口コミや事例情報において、バーコードを1件スキャンする都度、サーバーへアクセスして照会する仕様(リアルタイム照会システム)で運用している場合、現場のWi-Fi環境の電波状況やサーバー側のアクセス集中負荷によって、返答までに数秒のラグが生じ、スキャン動作に処理遅延を感じるという報告があります。本稼働前に、スキャンのデータを一括で送受信するバッチ処理にするか、現場の無線ネットワーク帯域を十分に確保するかなどのシステム設計をWMSベンダーと十分に協議することが求められます。
類似ツールとの比較
LogiShiftサイト内および他社で定評のある業務用モバイル端末・ハンディターミナルとの比較表は以下の通りです。
| ツール名 | 特徴 | 料金 | 向いている企業 |
|---|---|---|---|
| キーエンス ハンディターミナル BT/DXシリーズ | デュアルサイトスキャンやAI-OCRを搭載。過酷な現場に耐えうる12層タフ構造と多機能性 | 要問い合わせ | 冷蔵・冷凍庫など厳しい環境で高い耐久性、スキャン速度、OCRを求める企業 |
| サイファーラボ モバイルコンピュータ | フルタッチ型から物理キー搭載の堅牢モデルまで展開。独自の「Pic'n Fill OCR」による賞味期限やロット番号の高速読み取り。コストパフォーマンスが高い | 要問い合わせ | 高いコストパフォーマンスとOCR機能を両立し、複数の現場で一斉に導入を進めたい企業 |
| デンソーウェーブ BHTシリーズ | QRコード開発元の技術力を活かした、擦れや汚れに強い高速スキャン性能。Android搭載のBHT-Mシリーズなど優れた耐落下性能 | 要問い合わせ | QRコードの読み取り機会が極めて多く、擦れや汚れのあるコードを確実に読み取りたい倉庫現場 |
キーエンスのBT/DXシリーズは、過酷な環境での最高水準の堅牢性と、デュアルサイトスキャンによる業務効率アップ、そして自社でアプリを作成・変更できるノーコード環境を重視する企業におすすめです。特に、冷凍冷蔵倉庫などの厳しい温度環境下での稼働実績や、賞味期限の自動文字読み取りなどの高い付加価値を求める場合は、第一の候補となります。
一方で、全拠点の端末導入にかける予算が限られており、堅牢性と必要十分なOCR機能をリーズナブルなコストで実現したいのであれば、サイファーラボなどの他社端末も検討対象に入ります。また、物流ラベルの損傷が多く、汚れたQRコードやバーコードを現場で高精度に素早くスキャンしたい場合には、デンソーウェーブなどの端末が最適な判断基準となるでしょう。
よくある質問(FAQ)
- スマホアプリはありますか?対応環境(OSやブラウザなど)についても教えてください。
- キーエンスのBT/DXシリーズの多くはAndroid OS(一部モデルはWindows OS)を搭載しています。Android向けの専用物流アプリをインストールして動作させることが可能なほか、Google ChromeなどのWebブラウザを利用して「XC-Gate」などの電子帳票システムへ入力する運用にも対応しています。スマートフォンの操作感と、業務用デバイスの強度を併せ持っています。
- 無料のデモ機やテスト機の貸出は行っていますか?
- はい、キーエンスでは検討段階での無料テスト機貸出を行っています。現場のネットワーク電波の届きやすさや、実際の荷姿にあるバーコード、読み取らせたい文字をスキャンした際の反応速度などを事前に確認した上で導入を検討できます。
- サポート体制や、万が一故障した際の修理保証はどうなっていますか?
- 万が一の故障リスクに備え、キーエンスでは「ハンディターミナル 年間保守契約」を提供しています。このプランに加入している場合、突発的な故障時にスピード修理での対応や、迅速な代替機の手配サービス、専任の技術スタッフによる電話対応などの安心サポートを包括的に受けることができます。
- アプリケーションの開発は自社で行わなければなりませんか?
- 必ずしも自社で一からプログラミングする必要はありません。キーエンスの「BT-H1A」などのノーコード開発ツールを使用すれば、ドラッグ&ドロップで簡単な画面作成や処理設計が自社で行えます。また、既に主要なWMS(倉庫管理システム)ベンダーがキーエンス製品に対応している、あるいは大塚商会などがテンプレートを提供しているため、これらを活用することで迅速なシステム導入が可能です。
- RFIDの読み取りにも対応していますか?
- はい、DXシリーズ等ではマルチユニット構造に対応しており、中出力・高出力のRFID拡張ユニット(「DX-RH1」など)を取り付けることで、バーコード読み取り機能から高出力なRFIDの一括読み取り端末へと機能をアップグレードできます。用途ごとに別の端末を用意する必要がありません。
- 契約期間や途中での解約条件はありますか?
- ハンディターミナルはハードウェアとしての買取(一括購入)やリース契約、販売代理店を介した契約が多いため、月額SaaSのような一律の最低利用期間や解約条件はありません。ただし、オプションである「年間保守契約」の更新期間などの詳細な条件については、個々の見積もり時にキーエンス、または契約を仲介するシステムベンダーへ問い合わせる必要があります。