ロジこんぱすとは?
「ロジこんぱす」は、株式会社システックが開発・提供する、商用トラックや営業車両を多く保有する運送業・物流業向けに特化したクラウド型運行・労務管理システム(テレマティクスサービス)です。自社開発による大型タッチパネル式の専用車載器を車両に搭載することで、3秒ごとの高精度なGPS位置情報の取得によるリアルタイム動態管理、手書き日報の完全な自動作成、そして運送業界の「改善基準告示」を遵守するための緻密な労務時間管理を事務所から一元的に行える環境を実現します。2024年の法改正(2024年問題)をはじめとする厳しい労務コンプライアンス管理と、中高年や高齢のドライバーでも迷わず操作できる直観的な現場ファーストの操作性を追求し、現場の生産性向上と業務効率化という双方の課題解決を支援するツールです。
主な機能・特徴
ロジこんぱすは、最新モデルである「ロジこんぱす2」において、以下のような高度な機能群を備えています。
- 8インチ大型タッチパネル車載器による直感操作
最新の「ロジこんぱす2」では、視認性と操作性をより高めた8インチの業務用大画面タッチパネル端末を採用しています。表示されるボタンや文字が非常に大きく、また感圧式のタッチパネルを採用しているため、冬場などに作業用手袋をはめたままでもスムーズに入力操作が可能です。これにより、スマートフォンやPCなどのIT操作に不慣れな高齢ドライバーでも迷うことなく、出庫点呼、荷役作業開始、休憩、帰社といったステータス入力を現場で簡単に行うことができます。 - リアルタイム動態管理と「近隣車両検索機能」
車両の位置情報を3秒ごとの高い頻度で取得し、事務所の管理画面上にリアルタイムで表示し、走行軌跡を365日24時間可視化します。さらに、「近隣車両検索機能」が搭載されており、任意の地点を指定すると、その付近を走行中、または待機中の車両を自動的に抽出して到着予測時間や距離を算出します。急な荷主からの集荷依頼や、運行中のルート変更・立ち往生トラブルが発生した際にも、最適な車両を素早く特定して的確な運行指示を現場に送ることが可能となります。 - 改善基準告示に完全対応した自動労務・時間管理
ドライバーが車載パネルをタッチして記録した勤務状態(運転、休憩、荷役、待機など)をもとに、連続運転時間、休憩取得状況、全体の拘束時間をリアルタイムで自動集計します。管理者のパソコン画面には各ドライバーの労働時間状況が一覧表示されるため、法令(改善基準告示)の遵守状況を容易にチェック可能です。これにより、事後確認になりがちだった労働時間超過を未然に防止する、コンプライアンスに適した運行計画の立案が可能になります。 - 運転日報・各種運行帳票の完全自動作成
車両から送信される実走行データ(走行距離、速度、時間、ETC利用料金など)と連動し、帰社時に運転日報や各種運行帳票をCSVおよびPDF形式で自動出力します。ドライバーが帰社後に長時間をかけて手書きで作成する労力をほぼゼロに削減できるだけでなく、管理・事務スタッフにとっても日報の回収や転記、集計業務にかかっていた時間を劇的に削減し、事務部門全体の働き方改革に貢献します。 - ながら運転を防止する「音声付きメッセージ機能」
運行管理者から車両へ送信された業務指示メッセージやメールを、車載器が自動で音声読み上げする機能を備えています。ドライバーは運転中にスマートフォンや車載器の画面を注視したり、操作したりする必要が一切ないため、携帯電話操作による「ながら運転」や注意散漫による事故リスクを防ぐことができます。事務所側としても、ドライバーの運転を妨げることなく、安全・確実に連絡・指示を伝達できる環境が整います。 - 安全運転支援と警告アラーム機能
走行中に速度超過、急加速、急減速、急停車、不必要なアイドリング、連続運転時間の超過などを検知すると、車載器から音声警告アラームと画面メッセージでドライバーへその場で注意を促します。このアラート発生履歴は事務所へもダイレクトに通知され、運転日報やドライバー別の「運転通信簿」などの帳票にも自動で集計されます。客観的なデータに基づく安全運転・省燃費運転指導を継続して実施することにより、交通事故の削減や燃費・環境負荷の改善を実現します。 - ブラウザ管理プラットフォーム「EarthDrive」への刷新
事務所側の管理ソフトウェアはクラウド型「EarthDrive」としてリニューアルされ、専用のPCアプリを個別インストールする手間のないブラウザ(Google ChromeやMicrosoft Edge)方式に完全対応しています。インターネットに繋がる環境であれば、社内のどのPCからでも、また外出先や他拠点からでも同一データにアクセスできます。ソフトウェアのアップデートは永年無償で行われるため、法改正のたびに追加の更新費用や買い替え費用が発生せず、長期運用を安心して継続できます。
こんな企業・現場に向いている/向いていない
【向いている企業・現場】
- 「改善基準告示」を遵守した、確実なドライバーの労務管理・時間管理を行いたい中堅〜大手運送企業
10台〜100台以上の多数の車両を抱え、日々の連続運転時間や拘束時間をきっちりと可視化し、法令違反を未然に防止したい現場に向いています。 - ドライバーの高齢化が進み、スマートフォンの細かい画面操作やITツールの導入に不安がある現場
ボタンや文字が極めて大きく、手袋のままでも操作しやすい感圧式の大型車載パネルが威力を発揮するため、現場へのIT定着・稼働を最優先したい企業に向いています。 - 日報作成やドライバーへの状況確認(電話対応)に莫大な時間を取られている事務現場
3秒ごとのリアルタイムな動態管理と自動日報作成により、「今どこにいるか」の確認電話や手書きでの作業転記による時間ロスを圧倒的に削りたい管理部門に向いています。 - 自社独自のインセンティブ制度や給与ソフトに連動したカスタマイズを行いたい企業
決まりきったパッケージソフトではなく、日報・帳票のカスタマイズや自社独自の「時間給制度」とのデータ連動、他機器(アルコール検知器・温度センサーなど)の統合データ連携を求める場合に最適です。
【向いていない企業・現場】
- デジタコ要件や高度な労務管理が必要なく、営業車の現在位置や走行ルートを簡易的に数台〜数十台規模で把握したい企業
1台ごとに本格的な車載器の購入と取付配線工事を行う必要があるため、位置情報把握だけで十分なライトユースの企業には機能過多であり、初期コストの面でミスマッチになる可能性があります。そのような場合は、工事不要でシガーソケットに挿すだけで即座に開始できる同社の「ロジこんぱすLite」や、スマートフォンのみで運用が完結するCariotなどの他社クラウド型アプリサービスを検討したほうがよいでしょう。 - 車載器の取付工事を一切行わずに、導入期間なしで即日システムを稼働させたい現場
ロジこんぱす2(特にロジたこセットのPlusプランなど)の導入には、車両内部への専用機器の設置工事が必須となります。車両のリースやレンタルでの臨時入れ替えが非常に頻繁である、もしくは配線工事にかかる手間を完全に排除したい企業には不向きです。
料金・プラン・導入方法
最新の「ロジこんぱす2」や、国交省認定デジタコとセットになった「ロジこんぱす2Plus」といった高機能な専用車載器を伴う本プランの料金(初期費用・車載器価格・クラウド月額利用料)は、公式にはすべて「要問い合わせ」となっています。導入を検討する際は、以下のポイントを見積もり時にシステックへ確認することが推奨されます。
- 導入台数に応じた車載器本体および初期費用・ボリュームディスカウントの有無
- 自社の車両に取り付ける際の外注取付工事・配線費用(見積額)
- オリジナル日報作成や給与計算ソフトとの連動など、自社独自の「システムカスタマイズ開発」にかかる追加コストの有無
- 「国土交通省の過労運転防止に資する機器等に対する助成金」や各都道府県トラック協会の補助金制度を適用可能か、またその申請対象機種であるか(ロジこんぱす2Plusは国土交通省の過労運転防止機器認定を取得しています)
なお、車載工事を行わずにコストパフォーマンス最優先で車両の位置情報や安全運転診断のみを行いたい企業を対象とした「ロジこんぱすLite(シガーソケットタイプ)」に関しては、公式オンラインショップにて以下の料金が公開されています(2026年4月以降入荷分より適用)。
| プラン・デバイス種別 | 端末販売価格 | 月額利用料金(レンタル時) | 備考 |
|---|---|---|---|
| ロジこんぱすLite シガーソケットタイプ | 29,000円/台(税抜) | 2,600円/月(税抜) | 工事不要、シガーソケットに挿すだけで即動態管理が可能。月額料金に通信費・ライセンス料を含みます。 |
導入の流れ・期間
ロジこんぱすの導入は、ハードウェア(専用車載器)とクラウドソフトウェア(EarthDrive)をセットで構成するため、一般的なクラウドサービス(SaaS)とは異なり、車両への物理的な配線工事調整や初期設定作業が発生します。大まかな流れは以下の通りです。
- 問い合わせ・ヒアリング
システックの公式サイトや電話を通じて問い合わせを行います。営業担当者が自社の車両台数、運行目的、抱える課題(労働時間改善、安全対策、手書き日報の廃止など)を詳細にヒアリングします。 - システム提案・デモンストレーション
自社が解決したい課題に合わせた機器構成(ロジこんぱす2単体、またはデジタコ・ドラレコ追加連動など)を提案。実際の管理ソフトである「EarthDrive」の画面や、車載パネルを用いて実際の操作フローをデモンストレーションし、運用イメージのすり合わせを行います。 - 見積もり・契約
導入台数、各種外部連動機器の有無、カスタマイズ範囲に基づく詳細な見積もりが提示され、合意後に正式契約となります。助成金・補助金申請を活用する場合は、この段階でシステック担当者と必要書類の準備や申請スケジュールの調整を行います。 - 車両データ設定・取付配線工事
事務所側の管理アプリ「EarthDrive」へ、利用する車両情報やドライバーの登録などを事前に行います。また、日程調整の上、専門業者によって対象車両への「ロジこんぱす専用車載器」および連動する各デバイスの物理的な配線・設置工事を順次実施します。 - 操作説明・稼働開始
ドライバーへのタッチパネル操作方法のレクチャー、および管理スタッフ向けのEarthDriveの操作研修を経て、実際の運行データを送信・蓄積する本稼働をスタートします。
※ロジこんぱす2の「具体的な導入期間(問い合わせから本稼働開始まで)」については、車載器の調達状況や工事対象台数、カスタマイズ内容によって大きく前後するため、具体的な納期は必ず問い合わせ時にシステックへ直接確認してください。
連携できるシステム・機器
ロジこんぱす2は、単なる動態管理にとどまらず、事務所内の基幹システムや、ドライバーを支援する各種外部ハードウェアとの多彩なデータ連動・機器連携が可能になっています。
- デジタルタコグラフ(デジタコ)
国土交通省の型式認定を受けたシステック製デジタコ「ロジたこ(DTU-1)」とシームレスにデータ連動し、セットで「ロジこんぱす2Plus」として利用することで、運行記録計の装着義務(緑ナンバーなど)を確実にクリアできます。 - 高性能ドライブレコーダー
同社から同時に展開される最新型ドライブレコーダー「ロジどら2(EDDR-3000)」などと連動可能です。フルHD 200万画素の高画質録画や、暗所でも鮮明な「スタービス機能」に対応しており、急ブレーキなどの危険挙動が発生した際の位置データと映像記録を事務所側で一元管理できます。 - 温度センサー(冷凍機連動)
冷凍車や冷蔵車などの庫内温度をセンサーで常時監視し、ロジこんぱすのシステムを経由して事務所に送信します。あらかじめ設定した上限・下限温度を超えた場合に車載器や管理画面にアラート警告を出せるため、食品や医薬品、生鮮品などの品質管理エビデンスとしてグラフ出力や履歴保持が可能です。 - アルコールチェッカー
外部の各種アルコールチェッカーと連動し、出庫・帰庫時の呼気測定結果データをロジこんぱす側の運行記録データと一元的に結びつけて管理できます。測定忘れの防止や、法令上の点呼簿管理の省力化に役立ちます。 - 空気圧センサー(TPMS)
タイヤの内部空気圧や空気温度を検知する外部の各種空気圧センサー(指定メーカー製)との連動に対応しており、パンクの兆候や過剰な温度上昇などの異常時に管理画面や車載パネル上でドライバーへアラートを通知し、事故の未然防止に寄与します。 - 自社システム・給与計算ソフトとの連携・カスタマイズ
ロジこんぱす内で収集した日々の運行データ、各車両の走行距離、ドライバーごとの稼働時間や拘束時間は、CSV等の形式で外部抽出可能です。自社の基幹システムや給与計算システムに合わせてデータのカスタマイズ連携を行うことで、タイムカード集計やドライバーへの時間給・時間外インセンティブの連動計算を自動化・簡素化できます。
導入事例・実績
システックの運行・車両管理システムを実際に導入した企業が公表している具体的な導入事例・効果は以下の通りです。
- 株式会社肥後産業 様(導入事例インタビューより)
多くのドライバーを抱える中で、運行状況、労働時間、正確な給与計算、安全衛生の労務管理が属人化し難航していたため導入を決定。導入後はそれまで帰社後にドライバー自身が長時間を要していた手書き日報の作成が廃止され、車載パネルの簡単なタップのみで自動日報作成が実現。ドライバーの休憩時間や待機場所、走行軌跡を管理側で精緻に可視化できるようになったため、長距離運行中の時間のロスに対する的確な指導・改善が可能になりました。さらに、ロジこんぱすの「メッセージ機能(一斉配信メール等)」を活用することで、配車担当から各車両への指示伝達や状況確認をまとめて行えるようになり、ひっきりなしに鳴り響いていた社内の電話応対の負担が激減し、事務所側の業務スピードと効率が大幅に向上しました。 - 株式会社中田商事 様(導入台数:51台(42台へ減車に成功))
陸運局の監査や労働基本法への適合を目指し、ドライバーの明確な「時間給制度」の確立を企図してロジこんぱすを自社カスタマイズして導入。実データをもとにした正確な拘束時間の算出により、時間給と連動した安全運転・省燃費インセンティブ制度の運用を確立した結果、ドライバーの安全運転への当事者意識が向上しました。さらにシステムによって「車両と人の正確な稼働効率(移動状況、回転率、積載効率、空車率など)」が完全に可視化されたことで、運用に無駄があった余剰トラックを割り出すことが可能となり、保有トラック数を50台から42台へと「8台の減車」に成功し、経営効率の大幅な改善と大きな固定費・維持費の削減効果を達成しました。 - 荒木運輸株式会社 様(導入台数:250台、食品全般・一般貨物)
各ドライバーの正確な作業状態や、現在地の把握、リアルタイムでの的確な業務指示出しを目的として導入。車載器から速度超過時に発せられるアラート機能や、運転実績に基づいて定期出力される「運転成績表(運転通信簿)」を活用することにより、ドライバーのスピードに対する意識が大きく向上し、現場全体に安全運転が定着しました。 - 株式会社フィフティーワン 様(導入台数:22台、物流全般)
何時何分に車両がどこを走行していたか、待機時間や残業時間の詳細を事務所のパソコンで可視化するために導入。これにより日報作成が完全に自動化され事務作業負担が軽減したほか、荷主や顧客から「荷物は今どこか?」「納品状況や走行ルートはどうなっているか?」といった急な問い合わせがあった際にも、詳細な走行軌跡データを管理画面ですぐに確認して正確な回答を瞬時に行えるようになったため、問い合わせ電話への対応時間が劇的に短縮されました。また、運行データにETC利用料金が自動で紐付けられて日報に表示されるため、高速代の突合やチェック業務の手間が大きく省けています。
導入前に知っておきたいこと
実際の導入事例やシステックからの製品アナウンス等をもとにした、導入前に知っておくべき注意点や現場の課題は以下の通りです。
- ドライバーによる「操作ミスやボタン押し忘れ」への対応・教育が必要
ロジこんぱすは非常に大きなタッチパネルで誰でも容易に操作できるよう配慮された設計ですが、現場運用においては「ドライバーの作業ステータスの押し忘れ」や「休憩・作業ボタンの押し間違い」といった人為的ミスが発生することが事例として報告されています。現場からは「誤った操作を行った際に気づかせるアラート表示」や「時間を自動で休憩状態へ切り替えてくれる機能」などの改善・要望が寄せられており、導入時にはドライバー全員に操作ルールを十分周知すること、および入力ミスが生じた際の管理画面側での手動修正ワークフローを事前に確認しておく必要があります。 - 初代「ロジこんぱす(EDUT-1000U)」の生産終了と後継モデル移行
半導体の部品供給の不安定化や価格高騰などに伴い、前モデルである初代「ロジこんぱす(EDUT-1000U)」は、2025年3月31日をもって新規販売を終了(終息)しています。現在はすべて後継モデルである「ロジこんぱす2」の販売・納品へと移行しています。初代モデルの修理対応(サポート)は2030年3月31日まで提供されることがアナウンスされていますが、クラウド管理アプリである「EarthDrive」上では新旧の両モデルが問題なく混在・一元管理できる高い互換性が維持されています。万が一車載器が一部だけ故障した場合でも、保有車両を一気に全台買い換える必要はなく、段階的な切り替えが可能であるため、初期費用を抑えた柔軟な運用維持が可能です。
類似ツールとの比較
LogiShiftのサイト内でも紹介している、他社の代表的な運行管理システム・車両管理クラウドツールとの比較を以下に整理します。
| ツール名 | 主な特徴・強み | 料金モデル | 向いている企業・現場 |
|---|---|---|---|
| ロジこんぱす2(提供:システック) | 8インチ大画面車載タッチパネルを採用。デジタコ機能(ロジたこセット)や改善基準告示に完全対応した強力な労務・運行管理。アップデート永年無償。 | 要問い合わせ(※Liteシガーソケットレンタル:月額2,600円) | 改善基準告示遵守や労務コンプライアンス管理を最重視する中堅・大手の運送企業。IT操作に不慣れな中高年ドライバーが多い現場。 |
| MOVO Fleet(提供:Hacobu) | シガーソケットに挿すデバイスや通信型ドラレコを活用。荷待ち・荷役時間のエビデンス管理、MOVO Berthとの連携による一貫した動態・バース管理。 | 月額1,300円/台〜(端末代不要、別途初期費用あり) | 荷主企業、3PL、共同配送を実施する物流現場。倉庫のバース混雑解消(荷待ち管理)と車両のリアルタイム位置情報をセットで可視化したい現場。 |
| Cariot(提供:キャリオット) | スマートフォン専用アプリだけで即座に開始可能。リアルタイム動態管理、デジタル運転日報、アルコールチェックデータの一元管理などを提供。 | 要問い合わせ(3つのパッケージプランあり) | 初期費用を抑えて手軽に開始したい中小運送会社、および社用車や配送ルートを一括でスマートフォン操作のみで管理・一元化したい現場。 |
| SmartDrive Fleet(提供:スマートドライブ) | シガーソケット型の簡易車載器や通信型ドラレコに対応。独自のアルゴリズムによる高精度な安全運転診断や急操作イベントの可視化。 | 要問い合わせ | 自社の安全運転教育、燃費削減、急操作防止を強化したい営業車・配送車両の管理現場。簡単な初期工事で動態管理をスタートさせたい企業。 |
判断基準:どのような条件であれば「ロジこんぱす2」を選ぶべきか?
判断の第一軸:改善基準告示に完全準拠した「労務管理」の強化が最優先課題である場合
他社ツールのように、営業車や配送車の一時的な位置情報把握(動態管理)だけにとどまらず、2024年問題などのコンプライアンスリスクを回避するために、ドライバーごとの連続運転時間、休憩時間、拘束時間をリアルタイムで管理・把握したいという厳格な運送業の労務要件がある場合は、デジタコデータと車載入力が連動する「ロジこんぱす2」が適しています。
判断の第二軸:ドライバーのIT操作への定着を何よりも重視する場合
スマートフォンアプリによるステータス変更や、画面サイズが非常に小さい車載機、ボタンが少ないシンプルな機器は、中高年や高齢の現場ドライバーにとって誤入力を起こしやすく、運用ルールが形骸化する要因となります。見やすい8インチ業務用大型タッチパネルで、かつ軍手をしたまま画面をタップできる「ロジこんぱす2」の圧倒的な使いやすさは、現場定着のハードルを最も下げたい企業に推奨されます。
判断の第三軸:自社独自の帳票・システムと密接に連動した個別カスタマイズを望む場合
完全な汎用パッケージSaaS製品である他社のツールとは異なり、ロジこんぱすは「日報の独自レイアウト対応」や「社内の時間給計算・給与ソフトとの密接なデータ連携」といった、個別要件に合わせたシステム的なカスタマイズ要望に柔軟に対応します。自社の既存の業務プロセスやオリジナルの管理帳票の運用を壊さずにシステムを合わせ込みたい中堅〜大手企業に向いています。
よくある質問(FAQ)
- スマートフォンのみ、またはアプリだけで「ロジこんぱす」を利用することはできますか?
- スマートフォンを活用して、ドライバーが乗車した車両の登録や簡易管理が行える「スマート乗車機能(Android専用アプリ)」や、スマホをコントローラーのようにしてデジタコを遠隔操作する「モバたこ」などの付随サービスが用意されていますが、メインの「ロジこんぱす2」自体は、専用の車載タッチパネル機を各車両に導入・工事設置して運用するシステムです。スマホ単体で極力手軽・安価に車両管理を行いたい場合は、他社スマートフォンプラン等の検討を推奨します。
- 契約前に無料トライアルや実機・デモ機の貸出制度はありますか?
- 事務所側のクラウド管理画面(EarthDrive)や、車載器を用いたデモンストレーションは営業担当を介して実施可能です。実際の車載器を用いた事前トライアルの可否や詳細条件については、導入台数やシステム要件によって変動するため、公式サイトの問い合わせフォームより直接確認することを推奨します。
- トラブルや故障時のサポート体制、窓口の対応時間を教えてください。
- 提供元の株式会社システックでは、操作方法、設定手順、急な製品トラブルなどに対応するため、サポートデスクを設置しています。受付・サポート対応は24時間365日体制で行われており、サポートデスクの電話番号は「050-5497-3943」です(※2026年1月5日より番号が変更になっています)。
- 契約期間や途中解約に関する条件・解約金は設定されていますか?
- ロジこんぱす2は、利用するプラン(車載器の購入プラン、または各種レンタルプラン)や導入台数、オプション要件、カスタマイズの有無によって個別の契約内容が適用されます。そのため、契約年数制限や途中解約時の解約違約金の規定・金額についても、見積もり・問い合わせ段階で営業担当に直接ご確認いただく必要があります。
- デジタルタコグラフ(デジタコ)の装着義務に対応していますか?
- はい、対応しています。国土交通省の型式認定を受けた「ロジたこ(DTU-1)」をセットにした「ロジこんぱす2Plus」というセット製品を提供しており、法定三要素(速度・時間・距離)の記録義務を問題なくクリア可能です。また、過労運転防止に資する運行管理高度化機器の対象(EDUT-3100)として助成金の指定を受けているため、国交省や各都道府県トラック協会の各種補助金・助成金の活用も視野に入れられます。
- 将来的に一部の車載器が故障した場合、全車両の車載器を買い替える必要がありますか?
- いいえ、その必要はありません。事務所の新しい管理プラットフォームである「EarthDriveクラウド管理アプリ」は、新旧車載器(ロジこんぱす/ロジこんぱす2)の両方に対応した共通仕様となっています。そのため、同一の管理画面上にて新旧機器を混在させたまま全く支障なく運用を継続でき、車載器が故障した車両のみを段階的に「ロジこんぱす2」へ買い替えていくといった効率の良い機器メンテナンスが可能です。