eve autoとは?雨天や段差に対応する屋外自動搬送システムで建屋間のレベル4無人搬送を実現

eve autoとは?雨天や段差に対応する屋外自動搬送システムで建屋間のレベル4無人搬送を実現 ロゴ・サービス画像

ヤマハ発動機のEVカートと自動運転OS「Autoware」を融合した、屋外および屋内外対応の自動搬送サービス。雨天や夜間、段差や坂道などの過酷な屋外環境を走破し、工場敷地内や物流拠点における建屋間のレベル4無人自動運転による搬送を実現します。

料金モデル
要問い合わせ
対象規模
中堅〜大手向け
対象業界
製造業 物流・倉庫業 自動車・部品

ロジシフト編集部による最新動向サマリ

  • ANA Cargoの成田新拠点にて屋外・長距離の牽引を担い、拠点集約と併せて貨物処理能力を従来比25%増(年間約50万トン)へ引き上げる実績を上げています。
  • トヨタ車体やANA Cargoなど全国約60拠点・計100台の導入実績があり、最短3ヶ月から利用可能なRaaSモデルでの運用が行われています。
  • 2026年3月にパレット自動移載装置「eve auto LOADER」を発表し、搬送に加えて「荷役(積み下ろし)工程」の自動化までサービスを拡張しました。
  • 産業機器専門商社の山善と提携し、2026年関西物流展への共同出展や、Preferred Robotics製ロボットと連携した屋内外シームレス搬送の提案を開始しています。

(ロジシフト掲載6記事をもとに自動生成・2026年7月9日更新)

eve autoとは?

「eve auto(イヴ・オート)」は、株式会社eve autonomyが提供する倉庫自動化・ロボット制御カテゴリの屋外および屋内外対応型無人自動搬送サービスです。高い信頼性を誇るヤマハ発動機のEVカート技術と、一般公道で活用される最先端の自動運転OS「Autoware」を融合し、工場敷地内や物流拠点における建屋間のレベル4無人自動運転搬送を実現します。雨天や夜間、段差や坂道など、従来の屋内専用AGV/AMRでは対応が難しかった過酷な屋外環境を走破することで、構内搬送業務の深刻な人手不足、従業員の過酷な労働環境、省人化といった現場の課題を解決します。

主な機能・特徴

  • ガイドレス自律走行(SLAM技術等): 床面への磁気テープ敷設や2次元コードといった物理的なガイド工事を必要としないガイドレス方式を採用。3D LiDARとソフトウェア上のベクターマップを用いた位置推定により、高精度な自律走行を実現し、最短1週間でのスピーディーな運用開始が可能です。
  • 優れた屋外走破性とパワー: 雨や雪、強風、夜間などの悪天候でも安定した運搬力を発揮します。最大1,500kg(台車重量含む)の牽引力と300kgの車体積載能力を持ち、1トン牽引時でも自動運転で最大傾斜7度を登坂し、静止状態から±3cmの段差を乗り越えられます。
  • 万全な自律移動・安全機能: 車両周囲に配置された3基のLiDARセンサーが20メートル先までの障害物を検知して自動的に減速・停止するほか、物理的な非常停止ボタンやバンパースイッチなどの各種安全機能を標準装備。交差点などの危険箇所にソフトウェア上で検知エリアを設定し、安全に一時停止させる機能「DA(Detection Area)」も搭載しています。
  • 2種類の直感的な運用ツール: 稼働分析やルートの新規作成・編集を行える管理者向けの「FMSコンソール」と、現場作業者がボタン1つで車両の呼び出しや目的地指定を行える操作ツール「eve auto DASH」を提供。ソフトウェアを介した容易なマウス操作のみで、いつでも走行ルートの編集が可能です。
  • 「eve auto plus」による高い拡張性: 2025年に発表された新ブランド「eve auto plus」のもと、顧客ごとの異なる環境へ寄り添うオプション品や拡張機能を展開。2026年発売予定のパレット自動移載装置「eve auto LOADER」や自動台車脱着システムと連携することで、搬送だけでなく「荷役工程」の完全自動化まで拡張可能です。

こんな企業・現場に向いている/向いていない

【向いている企業・現場】

  • 広大な敷地内に複数の建屋が点在する工場や物流・倉庫拠点: 雨、雪、風、夜間などの屋外環境下をシームレスに横移動し、フォークリフトやトラックによる建屋間の長距離ピストン搬送を自動化したい製造業(自動車・部品、エネルギー・化学等)や物流・倉庫業の現場に最適です。
  • 過酷な労働環境の改善と確実な省人効果を求める企業: 酷暑や極寒、雨天時、夜間、あるいは積雪時の重労働であった屋外搬送を自動化することで、作業者の肉体的・安全面の負担を大幅に削減し、1日あたり複数人(導入現場により数名〜10人分など)の省人効果を創出したい企業に向いています。
  • レイアウト変更が定期的に発生する現場: 走行に物理的な軌道テープが不要なため、現場レイアウトや生産ラインの変更に追従して、ベクターマップ上でマウス操作のみでスピーディーに搬送ルートを書き換えたい現場に適しています。

【向いていない企業・現場】

  • 安全な通路幅や旋回半径を確保できない狭い現場: ヤマハ発動機のゴルフカートをベースにした中〜大型の車両(FG-01)を使用するため、小型の屋内専用AMR等と比較すると車体が大きく、さらに台車を牽引して走行・右左折・Uターンを行うためには、現場にある程度の物理的な通路幅と旋回スペースが不可欠になります。
  • 2,000kg(2トン)以上の超重量物を搬送・牽引する現場: 最大牽引重量が1,500kg(台車重量含む)の仕様であるため、1度に2トンを超えるような超重量級の部材・製品を1台で搬送する必要がある場合は、超重量対応を得意とする他の屋外型AGV等を検討することをおすすめします。
  • 完全屋内かつ極めて単純な定型ルートを固定走行するだけの小規模現場: 敷地内の屋外移動が一切発生せず、平坦で狭い屋内のごく限られた直線ルートを繰り返し往復するだけであれば、低コストで導入が容易な磁気テープ式AGVや、より安価な屋内用AMRを検討する方が投資対効果が高くなる場合があります。

料金・プラン・導入方法

「eve auto」は、導入に必要な初期投資を抑え、自動運転車両、アフターサポート、定期メンテナンス、自動運転システム提供者専用保険などをワンパッケージにした「サブスクリプションプラン」を提供しています。また、ユーザーの予算計画に合わせて一括金(車両購入費用など)と分割金(年額費用など)の支払い割合をカスタマイズでき、契約期間中の月額費用をなくして資産化できる「販売プラン」(5年間の契約前提)も開始されています。

詳細な見積もり費用等に関しては「要問い合わせ」となっています。

また、導入検討企業向けに、自社の実際の稼働環境(工場や倉庫敷地)で実機を用いた無人自動運転の性能・安全検証を行える「eve auto 1day体験 輸送費“だけ”キャンペーン」が2026年12月25日まで申込期限を延長して実施されており、往復の車両輸送費のみの負担で現場での実機検証が可能です。

導入事例・実績

  • トヨタ車体株式会社(富士松工場):
    工場敷地内の屋外部品搬送業務に、eve autoを複数台(最大10台稼働など大型導入)実稼働させています。酷暑、極寒、大雨、積雪といった過酷な環境下での8時間の屋外運転業務から従業員を完全に解放し、1日あたり複数名分の確実な省人効果や働き方改革・職場環境の改善を実現。交差点での複雑な車両交錯問題に対しても、自社で無人運転用の安全基準を策定し、人が乗車した段階的な検証から始めて無人化へ移行した実績があります。
  • 株式会社ANA Cargo(成田国際空港・ANA Cargo Base+):
    成田空港の第7貨物ビルと第8貨物ビルの間(片道約300m、往復約10分)の空港屋外環境における貨物上屋間搬送に「eve auto ReFine」を導入。国内空港のエアライン貨物上屋として初となる自動運転レベル4による実運用・無人搬送を実現しました。1時間あたり最大24スキッド(約4,800kg)の貨物搬送を可能にし、1日あたり2時間の作業量を省人化。人手不足の解消と物流品質の維持に貢献しています

他の搬送ロボット・AMRと比較する

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搬送ロボット・AMR比較13選